スマートで安全、新セキュリティーシステムワシントン首都圏交通局 (WMATA)は、米国の交通機関としては初めて、職員の身分証明や建物へのアクセス管理などのために、通行証スマートカードにセキュリティー機能を加えることになった。対象となるのは同局の財務部門で働く職員。クレジットカード様の『SmarTrip』カードに身分証明バッジの機能を持たせ、財務関連施設への出入りの安全を管理する。
技術を開発したのは、Cubic Corp. (カリフォルニア州サンディエゴ) の子会社、Cubic Transportation Systems Inc. だ。SmarTrip カードは、現在20万人の通勤客が鉄道のメトロレール (都心では地下を走る) の運賃や駐車料金料金の支払いなどに使っているもので、間もなくワシントン DC とボルチモアを結ぶ地域のバス料金支払いもできるようになる。このカードにはさまざまな機能を追加できる可能性があるが、Cubic が開発した技術はそのひとつだ。 今回の処置は新しいセキュリティーシステムの一環。財務部門職員に対して、それぞれの身分証明情報の入った SmarTrip カードが発行される。職員は施設に出入りする際、各出入り口に設置された読み取り機 Cubic リーダーに、自分の SmarTrip カードを軽く触れさせる。すると、読み取り機が各人の身元を認証する仕組みだ。やがては、このカードに写真も入れて、中央データベースに保存されている写真と照合することもできるようになる。 Cubic は、SmarTrip カード ―― 米国の主要な大量輸送交通機関によって導入された最初の非接触型スマートカードシステム ―― を支える中核技術である『Go Card System』を設計開発した会社だ。シカゴ交通局のスマートカードシステムも、同社の Go Card System をベースにしている。 最新トップニュース
|
|