![]() ![]() ![]() ![]() SBC と Yahoo!、共同ブランド接続サービスを開始この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20011115/12.html
著者:Jim Wagner
海外internet.com発の記事
SBC Communications (NYSE:SBC) と Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は14日、共同ブランドの接続サービスを行なうと発表した。サービス予定地域は、現在 SBC がサービス展開している、全米13州の地域。ちなみに SBC は、米国随一の DSL サービス業者だ。なお両社は、DSL サービスをはじめ、ダイヤルアップサービスも行なう。
さらに SBC は、現在同社が抱えている、ダイヤルアップサービスならびに DSL サービスのユーザーを、この共同ブランドサービスへ移す準備を進めている。今後両社が合併する可能性すら示唆する動きだ。 今回の契約は、この1年間、「インターネットバブル」がはじけたせいで苦しんできた両社にしてみれば、お互いをかばいあうものといえる。思えばバブルが巻き起こったのは、90年代後半のことだ。興奮が収まらなかったハイテク市場も、今は平静を取り戻している。 Yahoo! の立場から今回の契約を見ると、同社が抱える幅広いユーザー層に DSL サービス売り込み、加入させることができるということになる。当然 DSL サービスの利用者からは、毎月定期的な売上を見込める。 Yahoo! の会長兼 CEO (最高経営責任者)、Terry Semel 氏は、毎月料金を払ってくれる DSL サービス加入者が、同社の事業プランを推し進めるにあたって必須要素になると述べた。 一方、SBC の立場からみると、今回の契約で、最大のコンテンツプロバイダー (大きな付加価値) と最大のポータルサイト (莫大な潜在ユーザー層) が手に入るわけだ。何といっても、Yahoo! は押しも押されぬ、とびっきりのコンテンツサイトかつオンラインコミュニティサイトだ。接続サービス業者だったら、誰だってよだれが出るほどうらやましい契約といえる。 いずれにせよ今回の契約で、両社はブロードバンド接続サービスとコンテンツサービスの両方を手にするわけで、同じく両サービスを展開していて、両社にとってもライバルといえる、AOL Time Warner (NYSE:AOL) や MSN (NASDAQ:MSFT) と、ようやく同じ立場に立つことができる。 ところで Yahoo! は、SBC との契約に何ら排他的な条件を盛り込んでいない。にもかかわらず同社は、今後ケーブル接続サービス業者と協力するつもりはないと述べている。 SBC が財政上の理由から、同社のサービスエリア内の展開速度を緩めると決定したことや、米国では DSL よりケーブル接続サービスのほうが、はるかに速いペースで伸びているという事実を考え合わせると、ちょっと意外な発言だ。 |