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中心をとっぱらう人は物事を考える時に無意識に「中心」を定め、
それを囲うように周辺事項を固めつつ全体を作っていくように思う。
この事業はまずコミュニティの形成を中心に、とか、この製品はまず液晶のきれいさを中心に、
とかそういうことだ。
そうしたアプローチを否定するわけでは全くないが、たまにはそうしてできあがったものから、 そもそもその思考の中心にあった事柄をとっぱらってみると新しい発想が生まれるのかもしれない。 そんなことを BUELL のサイトを見ながら考えた。BUELL では FIREBOLT と呼ばれるバイクを販売している。 しかしこの FIREBOLT が普通ではない。 なんとガソリンタンクがない。いや、ない、というとちょっと違う。 FIREBOLT ではガソリンタンクがフレームの中にあるのである。 つまりフレームがガソリンタンクなのである。 バイクというとデザインの中心に据えたくなるのはエンジンかガソリンタンクである。 しかしそのガソリンタンクをとっぱらったらどうだろう、と発想したのが FIREBOLT である。 そしてその結果が興味深い。 ガソリンをフレーム中に位置させることにより車体の重心をぐっと下げることが可能になり、 安定した走行、操作感を実現することができたのだ。 いつもうまく行くとは限らないだろうが、 「思考の中心をとっぱらって考えてみる」というのはたまにやってみるのもいいかもしれない。 BUELL: http://www.buell.com/ 関連記事 最新トップニュース
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