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2002年5月16日 00:00

IBM、長期的な見通しは明るいと力説

著者Ryan Naraineオリジナル版を読む海外海外発
2002年第1四半期の利益見通しを大幅に下方修正したばかりの IBM Corp. (NYSE:IBM) は15日、業績回復のために早急な事業の見直しが必要なことを認めたが、それでも長期的には力強い増益が期待できるという従来の主張を繰り返した。

IBM (ニューヨーク州アーモンク) の就任まもない CEO、Sam Palmisano 氏はこの日、初めて証券アナリスト会議『Spring Security Analyst Meeting』に出席。低迷している事業部門の引き締めなど、経営上の問題にはすでに対策を講じていることを明確にした上で、同社の長期的見通しは明るいと述べた。

Palmisano 氏はウォール街のアナリストらを前に、「対応すべき問題や課題が存在するのは事実だが、すでに対策に取り組んでいる」と語った。さらに、将来的には不採算事業からの撤退を検討する可能性もあることを示唆し、そうした決定を下す際には何より利益改善が最大のポイントになると主張した。

「もはや先の望みのない事業部門もある。これまでにも期待どおりに行かなかった事業はいくつかあったが、わが社はそうした事業から撤退してきた。今後もそうしていくだろう。つまるところ株主が求めているのは長期的な EPS (1株あたりの利益) の2ケタ増で、わが社が重視しているのもそこだ」

詳細には触れなかったが、Palmisano 氏は、中でも対策が最も必要なのは PC とハードディスクドライブ事業だと明かした。だが、生産性や効率を改善すれば、全体的には今後も増益が見込めると力説している。

「(仮に) 当社全体でシェア拡大と生産性向上が実現できたとすれば、最終的には EPS の2ケタ増という目標達成につながる」と Palmisano 氏 は述べた。

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