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2002年6月8日 00:00

DVR 訴訟、消費者団体が EFF を支持

著者Roy Markオリジナル版を読む海外海外発
電子フロンティア財団 (EFF) が6日、テレビ番組を録画して共有する (インターネット送信も含む) 消費者の権利をめぐって、28社のメディア企業を相手に訴訟を起こした。この EFF の行動に対して、家電製品を私的に非営利目的で使用する消費者の権利を擁護するために活動している団体 The Home Recording Rights Coalition (HRRC) が支持を表明している。

EFF の提訴は、その数日前に主要テレビネットワークと映画制作会社が、デジタルビデオレコーダー (DVR)『ReplayTV』のメーカー Sonicblue を著作権侵害で提訴したことに対抗するもの。それら企業は、ReplayTV がテレビ CM 飛ばしを可能にしたり、録画した番組を他の ReplayTV ユーザーとの共有を可能にしたりすると主張していた。これに対抗するため、EFF は民事訴訟に訴えることに決め、ReplayTV ユーザー5人を募集。その5人を訴訟の代表人に仕立て、メディア企業が起こした訴訟は ReplayTV ユーザーを犯罪者にしかねないと逆提訴した。

原告5人は、損害賠償金を要求してはいない。求めているのは、DVR を使って CM をスキップする権利、および非営利で行なう限り録画した番組を共有する権利が、視聴者にあるとの裁判所の裁定だ。HRRC も同じスタンスをとっている。

HRRC (バージニア州アーリントン) が6日夜発表した声明には次のようにある。「EFF が起こした訴訟は、何百万人もの消費者が抱いている不満や苛立ちを強くアピールするものであると同時に、そうした消費者の気持ちの代弁とも言える。営利を目的とせず、私的付き合いの範囲内でデジタルコンテンツを記録、保存、移動するというのは消費者にとって確立された権利だ。その権利を、映画制作会社やレコード会社およびその他コンテンツプロバイダが制限しようとしている、と消費者は感じている。今年2月と3月に行なわれた上院の公聴会と4月にあった下院の公聴会では、いくつかの大手映画制作会社の CEO が、消費者が家庭内で私的に非営利目的で録画することを妨害する意図は一切ないと述べていたはずだ」

テレビキー局と映画会社は、Sonicblue 訴訟は個々の ReplayTV ユーザーに対するものではないと言い、EFF による訴訟を「スタンドプレー」として一蹴した。しかし、EFF と HCCR は、民事訴訟の目的について、テレビ番組を私的に録画する消費者の権利という幅広い問題を明確にするためだ、と主張している。

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