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IBM、Opera と共同でマルチモーダル ブラウザ開発へIBM は24日、XHTML と VoiceXMLを組み合わせた『X+V』仕様に基づくマルチモーダル ブラウザを、ノルウェーの Opera と共同開発すると発表した。マルチモーダルとは、複数の入出力方式を状況によって使い分けることを可能にする技術。なお IBM は先ごろマルチモーダル技術開発ツールの発表を行なっている。
7月22日から24日までサンフランシスコで開催された『Vox 2002 カンファレンス』での両社の発表によると、このブラウザを使うことにより、PDA や Web 対応携帯電話から Web および音声データにアクセスできるようになるという。共同開発は、両社の提携関係を強化するだけでなく、両社が2001年に Web 標準化団体 W3C に提出した X+V マルチモーダル仕様も活用することにもなる。X+V 仕様は、VoiceXML 仕様のコンセプトをさらに進めたもの。 マルチモーダル技術により、ユーザーは音声やキーパッドなどのコミュニケーション手段・ツールを使い分けることが可能になる。たとえば、現場の作業員がハンズフリーで情報にアクセスする必要がある時、音声で在庫情報などを要求できる。要求された情報をテキストまたはグラフィックスで送り返すことも可能だ。 IBM および同社の Pervasive Computing 部門では、今後個人のコンピュータ利用環境が机上に固定したパソコンからハンドヘルド機器や Web 対応携帯電話に移行していくと見込んでいる。 IDC などの市場調査会社も、モバイル型のコンピュータ利用環境が発展するとの予測を出している。ハイテク市場で何割くらいの企業が、パーベイシブ (あらゆる局面でコンピュータを利用できる環境) 環境やウェアラブルな機器を用いたコンピュータ利用環境を導入するか見越すのは難しいが、少なくとも市場規模だけをとれば、IDC が最近の調査報告で、モバイルおよびワイヤレス関連の企業向けサービス市場規模が、世界全体で年間平均成長率58.5%で伸び、2006年には304億ドル近くに拡大すると述べている。
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