名門大学がライバル校の入学志願者サイトに不正アクセス名門大学の白熱した競争に新たな軋轢が加わった。プリンストン大学の入学事務局関係者が、宿敵イェール大学のオンライン入学申込みシステムに不法侵入して学生記録にアクセスしたからだ。イェール大学が米連邦捜査局 (FBI) に訴えた、と報じられている。
イェール大学の学生新聞『The Yale Daily News』紙は、同大学関係者が26日、セキュリティ侵害を受けたとして、FBI に訴えたと伝えた。それによると、プリンストン大学関係者が、自校に寄せられた入学願書にあった学生の生年月日と社会保障番号 (SSN) を使って、イェール大学志願者11人の合否判定状況を閲覧したという。 イェール大学は昨年12月、入学志願者が氏名・生年月日・社会保障番号を使って自らの入学合否判定状況を確認できるオンラインシステムを開設していた。コンピュータ画面に現れる利用条件によると、このサイトにアクセスできるのは志願者のみに制限されている。 The Yale Daily News 紙によれば、プリンストン大学関係者は、自校に入学願書を寄せた学生の生年月日と社会保障番号を使って、問題のサイトにログオンしたという。同サイトには学生の記録、プロフィール、課外活動などの情報が収容されている。 事件が明らかになったのは、プリンストン大学関係者がアイビーリーグの学部長会議で、イェール大学関係者にセキュリティホールについて言及したことが発端。The Yale Daily News 紙によると、イェール大学が調査を行なった結果、プリンストン大学のコンピュータからの18回にわたる不正ログイン記録が見つかり、学生11名の記録がアクセスされていたことが判明したという。これに対して、プリンストン大学入学事務局は、オンライン通知システムなどのセキュリティを調べていたに過ぎないと述べているが、イェール大学は数回にわたって同じ学生記録がアクセスされたとプリンストン側を非難している。 イェール大学とプリンストン大学は長年の宿敵で、成績優秀な学生の奪い合いで戦うことも少なくない。両大学はまた、米国で2番目に古い大学フットボールの宿敵同士でもある。 関連記事 最新トップニュース
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