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衛星ラジオの Sirius、破産か身売りの危機衛星ラジオ放送を提供する Sirius Satellite Radio (NASDAQ:SIRI) の株価が14日、前日比で43%も急落し、現在77セントで取引されている。これは、同社が2003年初めまでに3億ドルの経営資金を得られなかった場合、破産申請による保護、もしくは身売りの道を模索せざるを得ないという同社の発表を受けたものだ。
Sirius はすでに必要な資金を3億ドル弱まで保有していると述べているが、今回の発表と創業以来伸び悩んでいる加入者数から、投資家たちはこの新興企業の将来について売却が妥当と考えている。 今回の Sirius の発表は観測筋だけでなく、衛星ラジオ市場における唯一のライバル企業 XM Satellite Radio Holdings (NASDAQ:XMSR) にとっても驚きに値するものではなかった。XM と Sirius は、ともにこれまで約10億ドルの資金を事業に注ぎ込んでいる。 誕生まもない有料衛星ラジオ市場にあって、Sirius は来年初めの追加投資に加え、さらにその翌年にも新たに3億ドルを必要としており、こうした先行き不透明な市場で本当に Sirius と XM が生き残っていけるかどうか議論が持ち上がっている。一部アナリストからはすでに両社の合併を予測する声も上がっているが、その場合でも当局の認可が下りるかという疑問が残る。また、合併にはもうひとつ問題がある。両社の技術は、それほど互換性があるとは言えないのだ。 XM の報告によると、今年第2四半期の顧客数は13万6500人を超え、予測を上回ったという。一方の Sirius は、XM より半年遅れて今年2月にラジオ放送を開始し、7月末に全米展開を完了しているが、8月11日の時点で加入者は6510人と、ライバルに大きく水をあけられている。また、Sirius の衛星ラジオは月額12.95ドル (初回のみ必要な導入料金を除く) で音楽/スポーツ/ニュース/娯楽番組を100チャンネル放送しているが、対する XM は、月額9.99ドルとより安い料金で同様のチャンネル数およびコンテンツを提供している。 そのうえ Sirius は、サービス加入に先立って顧客が購入しなければならない専用ラジオ受信機の普及でも XM に後れを取っている。 この点に関し、Sirius は次のように述べた。「われわれは、魅力的なラジオ受信機を扱う小売店が少ないことや、全米規模の広告、プロモーション活動がなされていないことから加入者が伸び悩んでいると考えている。だが、Kenwood は今年8月、FM も受信できる Sirius 対応ラジオ受信機を発売し、また Panasonic と Audiovox も第3四半期に同様の受信機を売り出す予定だ。これにより、今まで Sirius ラジオが持っていた小売面でのデメリットは解消できると期待している」 関連記事 最新トップニュース
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