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Bluetooth、ついに急成長の兆し?「ワイヤレスの救世主」という過剰な期待を背負って登場し、予想に反して広範な普及が遅れている短距離ワイヤレス通信技術『Bluetooth』。だが、新しい調査報告によると、ついにワイヤレスネットワークの世界で名をあげる兆しがあるという。
コンサルティング会社 Allied Business Intelligence (ABI) が行なった調査によると、Bluetooth 市場は今年手堅い成長を見せ、今後5年ではさらに爆発的な普及が予想されるという。 2002年の Bluetooth チップセット出荷数は、昨年の3倍を超す3380万個に達すると ABI では見ている。また、5年後にはそれすら比較にならないほど成長すると予測し、2007年のチップセット出荷数は11億個、売上高は25億4000万ドルにのぼると見込んでいる。 Bluetooth の短期成長のカギを握るのは、携帯電話市場の発達だと ABI は見ている。今年出荷される Bluetooth デバイス2780万台のうち、約3分の2を携帯電話が占めるからだ。 ABI の家庭用およびネットワーキング技術ディレクター Navin Sabharwal 氏によると、他にもいくつかの要因が今後の成長を後押しするという。1つには、Bluetooth 業界が Bluetooth 1.1規格の相互運用性に関する問題の多くを解決したことが挙げられる。2つ目は、チップセットの価格が数年前に Bluetooth 推進派の多くが望んだレベルまで下がり始めていること。チップセット価格は今年中に7ドル前後、来年には5ドルに下がり、その後も生産量の増加につれて下がっていくと Sabharwal 氏は見ている。また、携帯電話の売上がとうとう減速し、Bluetooth チップの需要が当初の強気の予測に追いついていない現状についても、Sabharwal 氏は携帯電話の売上はすぐに持ち直し、1998年や1999年のような猛烈なペースではないにしろ、成長に向かうと見ている。 今後の Bluetooth デバイス市場は、PDA、コードレス ヘッドセット、ノートパソコンなどの出荷量が増えるにしたがい、早くも来年には多様化すると ABI では予測している。ただし、Bluetooth はかつて期待されたようなワイヤレス全般の救世主にはならないと ABI は警告している。 関連記事
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