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AOL-TW がケーブル資産拡大AOL Time Warner (NYSE:AOL) は21日、AT&T (NYSE:T) と10年にわたって運営してきた合弁事業 Time Warner Entertainment (TWE) の再編で合意に達したと発表した。TWE のケーブル資産およびコンテンツ資産に対する AT&T の所有権を買い取り、高速ブロードバンドサービス提供先を1000万世帯増やす計画だ。
AT&T との合意により、AOL Time Warner (AOL-TW) は、TWE の持つ主要なエンターテイメント関連資産の所有権を100%取り戻すことになる。この中には、ケーブルテレビ局の HBO や映画会社 Warner Brothers Studio など、AT&T との間で所有権が複雑に絡んでいた資産が含まれている。 しかし、AOL-TW にとって今回の合意がもたらす最も重要な意味は、ブロードバンド接続加入者を増やせることだろう。同社は、このところ約3400万世帯に達したダイヤルアップ接続加入者数が減少し始めているだけに、その意義は大きい。 AT&T は現在、TWE 株の27.64%を所有している。21日の発表によると、AOL-TW は AT&T に対し21億ドルの現金および15億ドル相当の AOL-TW 普通株と交換で、それを全て買収することになっている。 この買収完了後、AOL-TW は、TWE のケーブル資産および加入者 (現在1080万人) を担当する専門子会社 Time Warner Cable を新設する予定だ。 なお、AT&T Broadband と Comcast Corp. (NASDAQ:CMCSK) ―― 両社は2200万人の加入者数を持つ米国最大のケーブル事業者を目指して現在合併手続き中 ―― も、AOL-TW と非独占的な3年契約を締結。AOL-TW の高速ブロードバンドサービスを、両社のケーブルシステムを使って、合併後の新会社 AT&T Comcast の加入者約1000万世帯に提供することになっている。AOL-TW は現在、傘下の Road Runner 部門を通じ、約200万世帯に対して高速接続サービスを提供している。 この AT&T Broadband/Comcast との契約は、(AT&T Comcast に対して回線使用料を払うことにはなるが) AOL-TW の高速接続加入者ベース拡大につながる。それだけでなく、AOL-TW は、ダイヤルアップ ISP 事業の低迷に対応するブロードバンド戦略が欠如しているとの批判にも応えることができる。同社の高速サービス事業は、まずボストン、インディアナポリス、シアトル、およびナッシュビルの各都市で提供を開始する予定だ。 関連テーマ
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