フレッシュアイの正念場2002年4月に株式会社ニューズウォッチへ吸収合併され、5月にはロボット型検索エンジンへの URL 登録申請停止。収入源の窮状が垣間見えたフレッシュアイ。7月には、サイトリニューアルと TOCC からの検索エンジン技術供与を発表し、まさに今、正念場にいるといえるだろう。
なぜならば、イメージの刷新やポータル色の強いコンテンツを上部に配置する構成変更、そして新技術の投入は、すでに LYCOS や Yahoo! など同社を上回る検索エンジンポータルが先発して行っている。今回の刷新が、決して他にない強力なインパクトを持っているわけではないことを鑑みると、リニューアルだけではユーザー数を飛躍的に伸ばすことが難しいと考えられるからだ。 ただし、まだ他の検索エンジンポータルと結びつくブランドイメージが確立されていない TOCC と提携したことは、話題として一つ評価できるだろう。TOCC は、Inktomi の閉鎖型(URL 登録申請不要)ロボット型検索エンジンで、Inktomi は他にも MSN などに検索エンジン技術供与を行うなど、実績も申し分ない検索エンジンベンダーである。 「個性」と「技術」と「話題性」が求められる検索エンジンポータルにおいて、フレッシュアイはまだまだ堅実な基盤を手にしているわけではない。同社の発表した多くのプレスリリースが、不幸にも他ポータルに先行されてしまっている状況が続いているだけに、現状は厳しい局面にあると評するほかはないかもしれない。しかし、同社もコンテンツ配信にかけてのノウハウは十分に保有しているため、地道なアプローチにより、ファンを増やしていく土壌は十分にある。 「苦しい時期を如何に乗り越えるか?」フレッシュアイが答えを導き出す日もいずれ来るだろう。
記事提供:アウンコンサルティング株式会社
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