IT 支出、回復は2003年に持ち越し先行き不透明な景気と企業の支出削減というダブルパンチを受けている IT 支出は、2003年に若干上向く見込みだ ―― 投資銀行 SG Cowen が5日、そんな調査結果を発表した。
北米の700に及ぶ企業と政府機関を対象に行なったこの調査によると、2003年に技術関連の支出増を計画している所が多い。しかし、IT 業界が以前享受した伸び率とはほど遠いという。 IT 支出は年内いっぱい停滞が続くと予測する調査が多いだけに、SG Cowen の調査結果も気休めにしかならない。 ただ SG Cowen の調査で興味深いのは、大企業が2003年下半期の IT 支出増に消極的な姿勢を見せていることだ。それどころか、大企業は支出計画を縮小中だという。 この調査は、本格回復が期待できる兆しが見えない分野のひとつとして PC 業界を挙げている。「企業の間で2003年に PC のアップグレード需要や買い替え需要がたまっている兆候はない」という。 全般的に見て、SG Cowen の調査は、IT 支出回復の兆しが2003年に見えてくると予測している点で、最近発表されたレポートや調査結果と軌を一にするものだ。しかし、いずれにしろ、IT 業界が1999年後半から2000年にかけて享受したような高い成長率に近づくことは望ぶべきもない、とアナリストらは警告している。 関連記事 最新トップニュース
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