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AOL、新ブロードバンドサービスを来月開始しぶとくダイヤルアップ接続にしがみついたままの加入者を3500万人も抱える America Online (AOL) は、来月、高速アクセスの利点を活用しやすいよう改良したインターネットサービスを開始する、と16日付『Wall Street Journal』紙が伝えた。
それによると、AOL が開始を予定しているのは、ビデオと CD 音質のオーディオを統合したブロードバンドサービスで、ユーザーが別のメディアプレーヤーを使う必要がないものだという。AOL は、メディア複合企業 (NYSE:AOL) のインターネット部門。 ブロードバンドコンテンツを緊密に統合して提供するという今回のやり方は、AOL が1990年代後期に加入者ベースを爆発的に増加させたユーザーフレンドリーなアプローチをベースにすることになりそうだ。この加入者ベース急増は、2000年1月に従来型メディア大手 Time Warner との合併の推進力となった。当時は、AOL の方が有望視され、無限の成長の可能性を持つと見られていた。 しかし、AOL はこの1年で全く輝きを失った。会計疑惑、経営陣の交代、高料金ブロードバンドサービスに無関心な顧客ベースなどが、同社を悩ませ続けている。 AOL は先週、通期売上見通しの達成を疑問視するアナリストたちの見解を裏付けるように、売上の3分の1を占める広告売上の不振を理由に挙げて、通期売上見通しを下方修正した。 同社は、依然として群を抜く世界最大の ISP の地位を保っているが、ブロードバンドユーザーは3500万人の加入者のうち50万人に過ぎない。世界ではここ数年でブロードバンド接続が爆発的に増加しているにもかかわらず、AOL の加入者の中ではダイアルアップ接続からの移行が思うように進んでいない。 関連テーマ
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