米国の 3G 携帯アプリは写真メッセージングや IMS
Openwave Systems Inc. は先ごろ、
Java 対応携帯電話向けのコンテンツ管理製品「Openwave Mobile JAM Plus」
とブラウザ「Openwave Mobile Browser」を
発表している。
japan.internet.com では、 JavaOne 出展のため来日していた同社 Developer Marketing Vice President の Gina M. Centoni 氏 にプレスインタビューを行った。 またその際、プロダクト管理、ビジネス開発クライアントグループのディレクタ、 Ram Fish 氏による製品のデモも行われた。 以下、その内容を紹介する。 Ram 氏による Mobile JAM Plus 製品説明 JavaOne において我が社はいくつか製品のアナウンスを行っており、 その中には、ワイアレスバイスでのコンテンツサービスに関する開発者向け製品もあるが、 ここでは、エンドユーザー向けの Mobile JAM Plus 製品を紹介する。 写真は Mobile JAM Plus のメインスクリーン。 JAM は、Java Application Manager の略で、 Plus とついたのは、この製品がただたんに Java だというだけではなく、 それ以上の可能性があるのを示している。 Mobile JAM Plus で、 エンドユーザーはマルチメディアやインタラクティブなコンテンツに簡単にアクセスできるようになる。 コンテンツには、写真、画像、ゲームなどが含まれているが、 ユーザーは技術的なことを気にせず、携帯に何を載せたいかということだけを考えればいい。 また、ユーザーがただたんにコンテンツを見つけやすくなるだけではなく、 ダウンロードも簡単にできるようになるので、 通信キャリアはいろいろなゲームや着信音のプロモーションに使うこともできる。 コンテンツやメッセージを他のユーザーと共有するのも簡単だ。 メインメニューには2つオプションがあり、そこからコンテンツカタログに飛ぶことができる。 ブラウザが立ち上がるので、 ここでコンテンツを見ることができる。 また、メインメニューを上下に移動することもできる。 Mobile JAM Plus では効率面が重視されている。 強力なグラフィックエンジンのおかげで、 上下左右の移動など直感的なインターフェイスが可能になった。 これは Java のエンジンと統合されているので、 機器メーカーはフルに統合された形で利用できるし、 ユーザーは JAM のコンテンツを起動できるのだ。 ゲームと同様、 もうひとつ大きなアプリケーションとして流行っているのがフォトメッセージングだ。 写真をたくさん収集すると写真の管理が難しくなる。 Mobile JAM Plus ではこの写真を管理、 このデバイス上でプレビューしたり、拡大縮小したりできる。 画像の異なるイメージを得ることもできる。 グリーティングカードなどもコンテンツの一つで、 最終的には、ユーザーが喜ぶコンテンツサービスがあれば、通信キャリアも収益を上げられるというわけだ。 今デモを行ったコンテンツはデバイスに保管されているが、 コンテンツが増えていけば、キャリアが保管したり、ネットワーク上に保管されたりする。 コンテンツが増えれば増えるほど、管理もきちんとしなければならないので、 ユーザーに対してトランスペアレントな形で行う必要がある。 デスクトップのファイルマネージャの場合、 コンテンツはローカルでアプリケーションによって保管されたり、 あるいはサーバー上に保管されたりする。 JAM Plus はファイルマネージャと同様、 ユーザーがいろんなコンテンツを体系的に管理できるようにするものだ。 エンタープライズクラスのソリューションやサービスを携帯に載せたり、 あるいはさらにプラスしてパーティショニングなどもできると思う。 Gina M. Centoni 氏に対するインタビュー ■JAM Plus を使うと通信料はかかるか。 答えはイエスであり、ノーである。 JAM Plus は統合された機能なので、 ブラウザの中に含まれた機能と考えることができ、 携帯電話機器を買うと、JAM Plus がその製品の一部として付いてくる。 イエスというのは、サービスが配信されると、 加入者、あるいはサービスの購入者には配信されたサービスに関してフィーベースで料金がかかるからだ。 ■通信料金がかさむのではないか。 オンラインの使用量によってはコンテンツは高く付くかもしれないので、 コンテンツプロバイダはエンドユーザーに対し、 プレミアムサービスを提供する仕組みを作らなければならないかもしれない。 つまり、コンテンツのスタイルによってはプレミアムフィーを上乗せしてサービスを提供するのだ。 ネットワークコストや運営コストが高くつくので、 JAM Plus にとっては、 ユーザーが簡単にデバイス上にあるものを簡単に見つけられるような仕組みを作っておくことが重要になる。 ■不況に苦しむ通信キャリアに対し、Openwave 社の戦略は? Openwave 社は今後も継続的に通信キャリアと付き合っていくが、 その際エンドユーザーの意識を高めていくことに注力する。 なぜなら、 今どのようなサービスが携帯電話で使えるのか、ユーザーがあまり意識していないかもしれないからだ。 しかしながら、 市場自体がまだ若いし、有望な市場だと思う。 今後は、単なる音声電話に比較してこの分野での収益増が見込まれるだろう。 また通信キャリアにとっては即時収益を上げることも重要であると思う。 通信キャリアはすでに大きな投資をしているので、 既存の技術だけでできることを考えるのは大切だ。 Openwave はキャリアに対して、 新しいサービスを新しい技術に移行することなく、既存のインフラで提供できるようにしている。 ■ワイヤレスでは音声サービスが主要な米国で、コンテンツサービスは可能か。 米国のワイヤレスサービスでは、 ニューヨークを含む東海岸のみがユーザーベースが大きいところで、 しかも、現在音声に限られている。 しかし、今後音声からの移行が起きてくると思うし、実際に移行している最中であると思う。 そのいい例が Sprint であると思う。 Sprint 社は、米国で 3G のネットワークを初めて発売した。 これによって非常にアグレッシブにワイヤレスサービスが推し進められると思う。 日本と米国のワイヤレスユーザーには似ている点もある。 しかし大きな違いは、米国のユーザーは主に通信に関心があり、 ゲームなどのエンターテイメントには日本のユーザーほどには関心は高くない。 アプリケーションのタイプだが、 米国ではワイヤレスサービスアプリケーション、 おそらく写真メッセージング、インスタントメッセージングといったものが成功するだろう。 それと電子メールだ。 ■iモードについて iモードは、ワイヤレスサービスを成長させる上でいいソリューションだった。 日本にワイヤレスサービスが導入され、それがさらに成長したという意味で、 また、その他の国に対してもワイヤレスで何ができるのか教えるいい経験だったと思う。 しかし、iモードに関して懸念されるのは、 それがクローズドの環境であり、 独自のプロプライエタリなものだ。 それが市場の成長を妨げている制約要因になっていると思う。 現状では、NTT DOCOMO とのコラボレーションは難しいと思うが、 DOCOMO との関係作りには関心を持っている。 また、NTT DOCOMO の技術が業界標準になることは、技術的には可能だ。 現在 Openwave 社のパートナーとして J‐フォンや KDDI があるが、 これは市場でオープンスタンダードを進めたおかげだと思う。 関連記事 最新トップニュース
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