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2002年10月24日 00:00

SEO 以前の問題 -- 1

検索エンジン対策(SEO)について、最近はいろんな所で耳にするようになったが、「そんなの“SEO 以前の問題”だよ!」という基本的なことが押さえられていないケースも多いようだ。そんな“SEO 以前の問題”の注意すべき点について、ちょっと再確認してみたい。

キーワードがなければ上げられない

SEO の相談をクライアントから受けたとき、「このキーワードで上位表示したい」というご提案をいただく。
それでは...とサイトを調べてみると、サイト内のページ上に希望されるキーワード自体が記述されていない、というケースが少なからずある。ページ上に記述されていないキーワードで上位表示して欲しいと依頼されても、それは無理な話である。そもそもロボット型検索エンジンはページ上に記述されている単語(タイトルを含む)と検索語をマッチさせるものだからだ。だから、そんな話は「SEO 以前の問題」なのだ。

やればできるけどスパムだよ

ページ上に記述されていないキーワードで上位表示させることは、技術的には可能だ。正確には、ユーザーの目にはは見えないが、検索エンジンのロボットにだけ見えるようにするというテクニックは確かに存在する。
しかし、それは明らかに不正なスパム行為であり、絶対にやってはならないことなのである。スパム行為のペナルティは非常に厳しく、ランクを落とされるだけでなく、検索エンジンのデータベースから消されてしまうことだってある。一説には、そうしたペナルティは2年間程度抹消されないという。

キーワード密度の話

では、正統なキーワードの話に戻ろう。ページ中に、ある特定のキーワードがどれだけ含まれているかを表す指標に「キーワード密度」がある。「キーワード密度」の計算方法は、タグやコメントを母数に含めるかどうかで数種類ある。では、このキーワード密度が高いほど検索エンジンにヒットしやすいのだろうか?答えは“ノー”だ。高すぎてもだめだし、低すぎてもだめなのである。キーワード密度が高すぎると検索エンジンからスパムとみなされてしまう。キーワード密度が低すぎると、当然、重要でないページと判断されてしまう。キーワード密度にはほどほどのレベルがあるのだ。

サイト中のキーワード出現率

サイト全体の中でターゲットのキーワードを含むページがどれくらいあるかという出現率も、サイトの評価を決める大きな要因だ。これもほどほどのレベルがあるのだが、簡単にいってしまうと、1ページに集中してキーワードやコンテンツを詰め込むより、ターゲットのキーワードを含むページが複数ページに散りばめられていた方がよい。つまり、薄く広くというイメージだ。

サイト制作者の陥りやすい甘い誘惑

最後にもうひとつ重要なポイントを書いておこう。サイトを制作する側が陥りやすい甘い誘惑について。それは、専門用語や業界用語をターゲットのキーワードにしてしまうことだ。サイトを作る側は、その業界に精通しているから専門用語や業界用語で書いた方がわかりやすいと思うかもしれない。しかし、サイトを訪れる見込み顧客は、そんな専門用語や業界用語で検索するとは限らない。素人が使う一般的な単語で検索する可能性が高い。つまり、ユーザーの側に立ってターゲットのキーワードを絞り込まなければ SEO を実施しても意味がないということだ。

記事提供:A&G Corporation.

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