今日のポータルは明日のポルノサイト?(1)スペインのポルノ制作会社が、音楽ファイル交換サービスの Napster をポルノサイトに移行しようと買収提案を行なった時には、少なからずの人々を驚かせた。
だが、オンラインセキュリティ関連ソリューション企業 Websense (NASDAQ:WBSN) は、Web サイトのドメイン名が高い割合で転用されていることから、企業が法的責任を問われるリスクが生じると指摘する。つまり、今日の IT サイトが明日はポルノサイトに変わる可能性があるというのだ。 Websense によると、半年前にはオンライン販売やニュースポータルあるいは旅行関連であった1500あまりの Web サイトが、現在はポルノサイトに変貌している。その反面、同じ期間中、以前はポルノを流していた3000あまりの Web サイトが、現在は普通コンテンツを提供している現象もあるという。 こうした傾向に逆らったのがノースカロライナ大学チャペルヒル校 (University of North Carolina) だ。同校は先月、「UNCGirls.com」ドメインの運営者を訴えた裁判で勝訴。ドメイン名の所有権は大学側に返還され、あからさまな性的コンテンツ提供の場としての利用に終止符が打たれた。 Websense の CTO (最高技術責任者) Harold Kester 氏は次のように述べている。「わが社の調査によると、使用期限切れドメイン名の所有権は日々入れ変わっており、ポルノサイトに作り替えられることも少なくない。したがって、頻繁に Web サイトをチェックする EIM (従業員インターネット管理) ソフトウェアを使って、時とともに変わりかねない Web サイトのカテゴリーを検証するすることが、企業にとって不可欠となる」 ドメイン名の所有権に関する論争でもっとも大きな話題を呼んだもののひとつは、「sex.com」ドメインを巡って6500万ドルの高額損害賠償が認められた裁判だ。第9巡回区控訴裁判所は今年9月初め、昨年の裁定を改めて支持する判決を下し、5年にわたった長期裁判に決着をつけている。 Kester 氏は、こうした前例があるにもかかわらず、多くの EIM ソフトウェア会社が事の重大さに気付いていないと指摘する。すでに分類がすんだサイトを再訪問して変更がないかチェックすることもしなければ、オンライン化したりオフライン化したりするサイトの DNS (ドメイン名システム) の定期エージングの実施さえも拒否しているという。 関連記事 最新トップニュース
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