Office をめぐる新たな反目の先触れかMicrosoft (NASDAQ:MSFT) と Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は、Web サービスの相互運用性確立組織への参加を巡って、長期にわたり対立姿勢をとってきたが、10月に歩み寄りをみせ、Sun の Web Services Interoperability Organization (WS-I) 加盟までこぎつけた。しかしここにきてまたもや、業界団体を巡る両社の対立要因が生まれているようだ。
両社共に参加している Organization for the Advancement of Structured Information Standards (OASIS) は20日、オフィスアプリケーション用の XML を用いたファイル仕様策定を目指し、新らたに技術委員会 OASIS Open Office XML Format Technical Committee を設立した。コンテンツ作成およびマネジメント用アプリケーションで用いるデータの標準化を進めようというのが、同仕様策定の狙い。 同委員会では、Sun が『OpenOffice.org 1.0』プロジェクトのために作成した XML ファイル仕様にもとづいて、標準仕様の策定を進める。OpenOffice.org 1.0 は、Microsoft がオフィス生産性アプリケーション市場を独占している状況を切り崩すべく、Sun が送り出したオープンソース型ライセンスで利用できるオフィススイート製品。 同委員会の基本スタンスは、いうなれば Microsoft がまもなく発売を迎える『Office 11』用に開発を進めてきた『XDocs』と直接競合するものといえる。XDocs は XML を用いて、同社の Office 製品環境とバックエンドシステムなど多様な外部システムとの、情報統合を実現するもの。 OASIS の新しい技術委員会は、オフィス生産性アプリケーション市場で90%以上のシェアを誇る Microsoft が加盟していないという点で注目に値する。構成メンバーは Sun、Corel、Arbortext、Drake Certivo、Boeing の各社で、Microsoft は Sun の要請を受け参加を検討中との報道もあるが、複数のアナリストは、Microsoft 参加の可能性は低いとの見解を示している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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