ドイツの Lufthansa は15日、機内での Wi-Fi およびイーサネットによるインターネット接続の乗客テストを開始した。このテストは、機内ネット接続プロジェクト『FlyNet』の一環として、同社が Boeing Company と Cisco Systems の協力の下に行なうもの。今後3カ月間、ドイツのフランクフルトとワシントン D.C. を結ぶ往復便で実施される。
航空機は『Boeing 747-400』で、Boeing はこれに衛星を使った高速リアルタイムデータ通信システム『Connexion By Boeing』を搭載している。Cisco はネットワークを手がけ、『Cisco Aironet 350 Access Point』5基と『Cisco 3640 Router』1台、そしてファーストクラスとビジネスクラスの一部座席に、有線 LAN 用としてイーサネットのデジタルスイッチ9基を設置した。無線 LAN の方はむろん機内の全員に行き届く。機内でのデータ伝送速度は下りが約3Mbps、上りが128Kbps となる。
このサービスは当面、フランクフルト―ワシントン D.C. 便の乗客なら全員無料で利用できる。ユーザーがこのサービスにいくら支払うか見当をつけることも、今回の乗客テストの目的だと、Cisco の World Wide Mobile Team 戦略技術責任者 Jonathan Hindle 氏は述べている。