japan.internet.com
ビジネス2003年1月16日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

キーワードが消える?〜「Google 辞書」

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20030116/7.html
著者:アウンコンサルティング株式会社 菅原大司/監修:信太明
国内internet.com発の記事
ある特定キーワードを、Google などの検索エンジンにおいて上位表示させたい時には、キーワードを的確に選ぶことが非常に重要になる。つまり「売り出したいキーワード」の選定だ。またこの時、もう一つ重要な要素がある。それは、あるキーワードが、検索エンジン特有の「辞書語」に一致するかどうかを調べることだ。この検索エンジン特有の辞書語としては、Google のものが特に有名である。

いわゆる一般的な日本語の単語認識と、Google のものとは異なる。わかりやすく具体例で説明しよう。例えば、「自動車保険」という単語。これは、通常の認識では「自動車+保険」というように、単語の組み合わせ、つまりフレーズとして捉えられるが、Google においては「自動車保険」全体で一つの単語として捉えているのだ。

このような単語は、他にもいくつかあるが、これは、Google で調べたいキーワードを検索した後、その検索結果の「キャッシュ」を見ると分かる。そこでは、検索キーワードがハイライトされるが、文字の間にスペースがあれば複数単語の組み合わせ、全くなければ一つの単語として、Google が見ていることになる。

一方、逆のケースも存在する。こちらは「がん保険」という単語が代表的だ。Google はこの単語を「が+ん+保険」と認識している。この場合、「がん保険を扱います」というコンテンツもヒットするが、「保険がありません」もヒットしてしまう。

このような検索エンジン辞書の特性をふまえて、キーワード選定で注意すべきなのは、やはり「自動車保険」のような単語、つまり通常は複数と認識されるが、検索エンジン辞書では一つの単語とみなされる単語である。

他には、上場企業や有名団体の名称、利用頻度の非常に多い熟語などがある。例えば、本文中に「○△不動産」と書き、それによって「不動産」というキーワードでの上位表示を期待したとしよう。ところが、Google 辞書が「○△不動産」で一つの単語と認識していた場合、「不動産」というキーワードではヒットしないことになってしまう。つまり、キーワードが消えてしまうことになる。

Google が、どのようなルールでこの単語登録を行っているのかは、公表されていない。ここで明確に言えることは、上位表示させたいキーワードを、 Google や他の検索エンジンがどう見ているかを確認することが、キーワード選定の第一歩ということである。

(執筆:菅原大司/監修:信太明)



japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.