セキュリティ製品各社、Slammer ワーム騒動の不安増大で一儲け?先般世界中のネットワークを混乱させたワーム『SQL Slammer』の騒ぎに乗る、といったら言い過ぎかもしれないが、セキュリティ対策ソフト大手数社は、ここぞとばかりにインターネットからの攻撃を早期に検知し警告するシステムの売り込みに血道をあげている。
Symantec (NASDAQ:SYMC) は12日、Network Associates, Inc. (NYSE:NET) は10日と、相次いでクラッカーの攻撃を早期に検知、警告するシステムを発表し、その重要性を改めて唱えた。しかしセキュリティ会社の多くは、恐怖心や不安をあおり、対策ソフトの拡販につなげようとしているとみるアナリストもいる。 Gartner のアナリスト John Pescatore 氏は、サイバーテロに対する度重なる警告を発する状況に「納得がいかない」と語っている。同氏によれば、有力メディアが Slammer ワームを取り上げたことに乗じて、多数のソフトベンダーがサイバーテロの危険性を誇張しているという。 同氏は、「Symantec や Network Associates といったセキュリティ会社にとって、メディア報道はメリットがある。すなわち企業に対して、セキュリティ支出増額の必要性の強い印象を与えることにつながるからで、セキュリティ関連各社はこの機に乗じて顧客を獲得しようと企んでいる」と述べた。 では具体的に、セキュリティ関連各社の動静をみていこう。Symantec は12日、クラック攻撃に対する警告/分析/対応ツールで、強力なカスタマイズ性を備えた製品『Symantec DeepSight Threat Management System 4.0』の提供開始を発表した。 加えてその前日、Symantec の競合相手 Sygate Technologies は、自社製品『Secure Enterprise 3.0』が Symantec の同等製品より優れているとの比較テストの結果を発表している。同比較テストは KeyLabs の手によるもので、Sygate 製品があらゆる項目で Symantec 製品に勝っているという内容だった。 Network Associates もまたこのタイミングを逃しているはずも無く、10日に子会社 Sniffer Technologies の新製品『InfiniStream Security Forensics』を発表。同社は新製品が「市場に出回っている同種製品で最強かつ最速を誇る製品で、全世界の顧客企業は同製品を用い、有害なネットワーク活動やセキュリティを脅かす状況を、再現して把握し回避することができる」と述べている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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