米 Microsoft は米国時間2月28日、
中国政府を代表する中国信息安全産品測評認証中心
(Information Technology Security Certification Center:CNITSEC)が、
北京の国家発展計画委員会(State Development & Planning Commission:SDPC)
事務所で、
Microsoft の「政府向けセキュリティプログラム」
(Government Security Program:GSP)への参加に関し、
Microsoft との合意書に署名した、と発表した。
Microsoft の Bill Gates 会長は、
中国国家主席、江澤民氏主催の歓迎会で、
GSP の概要を説明したそうである。
GSP とは、
Windows の安全性に対して確信を得るのに必要な、
ソースコードに対するアクセス権などの技術情報を、
一定の条件で各国政府に供与するという取り組み。
Microsoft は1月に、
ロシア、NATO および英国と GSP に参加する旨の合意書を取り交わしており、
現在、世界30カ国以上の政府と GSP に関する協議を進めている。
今回の中国政府との GSP 契約は、
2002年6月に Microsoft と SDPC との間で交わされた
「ソフトウェア業界における協力強化についての覚え書き
(Memorandum of Understanding On Strengthening Software Industry Cooperation)」の成果の一つ。
Bill Gates 氏は、
「信頼できるコンピューティング(Trustworthy Computing)環境を構築していくという Microsoft の確固たる方針の一環として、
GSP 契約が締結に至ったことを喜んでいる。
我々は、政府機関と信頼されるパートナーという相互の関係の下に、
中国政府がセキュリティレベルの高いコンピューティング インフラストラクチャを展開し維持していくために必要な情報を、
中国政府に対して提供していく方針である。
今回の契約をきっかけに、Microsoft と中国政府の関係が大きな進展を見せるものと考えている」と述べた。