インターネット調査に向くものと向かないものを見極める視点を持とう【下】■インターネット調査に向くモノ、向かないモノ
それでは具体的に、どのような調査がインターネットに向くのでしょうか? 属性だけでいうと、インターネットを最も活用している20代から40代の方に対しての調査が向くということになります。 特に、パソコンの所有や利用度がそれほど影響を与えないと思われる日用雑貨等のテーマに関してなら、問題はないでしょう。 一方、パソコンの所有や利用度との親和性が高いと思われるゲームやデジカメなどのデジタル製品の普及度合調査などは向かないということになります。 ※ 一部のユーザーの声を集めるだけであれば、インターネット調査は向いています。 また、あえて言うとすれば、インターネットを使い、サイトに登録をしているということで、インターネット調査に答える方々は、若干一般の方よりも、情報感度が高く、新しいことに興味を持つ割合が高かったり、情報収集意欲が高い人が多くなる場合がありますので、それをある程度考慮すると良いでしょう。 それを踏まえると、情報感度の高い層やヘビーユーザーに、ある新商品についての生の意見を聞きたいような調査はインターネットに特に向くということになります。こだわりがあるユーザーの声が集まりやすいので、自由記述も他の調査方法に比べ多く記述されるのに驚くでしょう。 一方インターネットに向かない調査としては、インターネット利用者がそれほど多くないシルバー層や小学生層に向けての調査や、より統計的に厳密な代表性が必要となるような世論調査ということになりますが、視点を変えると、インターネットを使うことで、今まではなかなか調査しにくかったシルバー層や小学生に関しても調査ができるという見方も出来ます。 同様に、「ディズニーランドに1カ月以内に行った20代独身男性」などというような出現率の低いサンプルでも、インターネットでは、簡単に集めやすくなりました。このように、条件が絞られた限定された調査も、インターネット調査の得意技と言えます。 インターネットに向く調査のイメージがわくように、幾つか最後に実例を挙げておきます。 参考にしていただければと思います。
今回は、インターネット調査の向き、不向き等の注意点について書きましたが、次回以降は、メールの配信時間、質問内容作成のポイントなど、インターネット調査を実施する際により精度を高めるための具体的ノウハウや、パネル選定の視点などについて書く予定です。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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