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2003年4月4日 00:00

Windows Media 9、インディーズ系映画館でも採用

著者Thor Olavsrudオリジナル版を読む海外海外発
『Windows Media 9 Series』をデジタルメディアのデファクト スタンダードとして、パソコンはもちろん、それ以外の分野にも売り込み中の Microsoft (NASDAQ:MSFT) は3日、単館系映画館のチェーンを持つ Landmark Theatres との提携を発表した。Landmark は、米国内53か所の劇場に Microsoft の技術に基づくデジタル上映システムを導入する。

Microsoft によれば、この契約は米国の映画館チェーンのデジタル化としては過去最大規模だという。また、これまでデジタルシステムを導入するのは、ほとんどハリウッド大作を上映する大スクリーンの劇場やマルチプレックス (複合映画館) ばかりだったが、この契約により独立系映画にもデジタルシステムの利点をもたらす道が開ける。

現状では、劇場用映画の配給・公開には、大手映画会社でもずっと資本規模の小さい独立系会社でも同じだけのコストがかかる。だが、デジタルシステムは「このような経済体系を大きく変える」と Microsoft は言う。マスタリングと配信をデジタル化することでコストを引き下げ、独立系の制作会社および配給会社にも市場競争のチャンスを広げるというのだ。

デジタルシステムの導入作業は Digital Cinema Solutions (DCS) が担当し、同社の『Cinema System』と Windows Media 9 Series 技術が Landmark の177面のスクリーンに導入される。DCS は、昨年11月から25の劇場で公開している独立系映画のデジタル上映シリーズ『BMW Films Digital Cinema Series』にも技術を提供している。

DCS の Cinema System は、PC ネットワークのアーキテクチャを採用しており、既存の劇場インフラに統合可能だ。配給会社から劇場への配信は、Windows Media 9 Series 技術を使ってプライベートネットワーク経由、あるいは CD-ROM や DVD-ROM で行なう。配信される映画は全て、Microsoft の DRM (デジタル著作権管理) 技術で保護される。

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