Webビジネス 2003年4月7日 00:00

MSN の次期ベータ版が流出、スパム対策を強化

著者: Mark Berniker  オリジナル版を読む
2003年4月7日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft が公式に認めているわけではないが、インターネットサービス『MSN 8.5』のベータ版ソフトが、msn.com ドメインのサイトから一時流出した。問題のリンクは、すでに閉鎖済みだ。

華やかなイベントを開き、現行サービスの『MSN 8』をリリースしたのは、ほんの5か月前で、比較的短期間で機能強化に乗り出したといえる。

同様のサービス形態をとる競合相手の America Online が、先ごろ『AOL for Broadband』サービスを開始したこともあり、両社は、ブロードバンド向けインターネットサービス (接続サービスのほかにコンテンツや機能性サービスも含めたもの) 市場でシェア獲得競争を繰り広げており、相手をしのぐべく内容の強化を図ろうとしている。

製品の正式リリースに先立ち、数週間から数か月前にベータテストを実施するのは、同社の常套手段で、今回も複数の情報筋によると、現 MSN 会員の一部に対し、新版 MSN のベータテストプログラムを実施している模様だ。

さて、MSN 8.5 という版が正式に次の版になるのか、はたまたあくまでも内部的な版で、正式には次の版が『MSN 9』となるのかはともかく、複数の報道によると、新版では、これまでスパムフィルタの不備に不満の声があった Eメール機能について、何らかの変更を加えているようだ。ひとつは、小ウィンドウを設け、さまざまな不要メッセージで、なにかといっぱいになりがちなメールのストレージレベルに関して、利用者により細かな情報を提示するという。また複数の Eメールフィルタを新たに追加し、不要なメールの排除が簡単になっている、とする情報もある。

MSN 新版で、見知らぬ送り主やジャンクメール業者などからのスパムメールを、より的確に排除できるようにしようとしている背景には、これまで、ポルノ関係のスパムフィルタが十分ではないという批判が多く挙がっており、多数の利用者が不快感を示していたという事情がある。


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