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Webビジネス2003年5月22日 00:00

「IT」が見えない!

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新聞、雑誌、インターネットなどのあらゆるメディアに、「変化」や「変革」などの文字が頻繁に現れるようになって久しい。人は、日々のゆっくりとした変化には意識せずとも適応できるが、その変化のスピードが早まったとき、違和感とともに「変化」の存在を意識するようになるのだろう。

変化のスピードが早まっているということは、その変化を端的に表す言葉(キーワード)の変化もまた、早まっているといえる。数年前、あるいは数か月前までは、あらゆるメディアで、街のあちこちで口々に交わされていたキーワードが、今となっては全くの死語になりかわってしまって、ややもすればジョークの対象として扱われてしまう。皆さんもこのような言葉(キーワード)を1つか2つは思いつくのではないだろうか。

例えば、2000年度の流行語大賞である「IT 革命」という言葉がある。2003年の現在ではまるで古典のように扱われるこの言葉も、当時は誰彼と口にしていた言葉で、その影響から、Web 上にはこの「IT革命」というキーワードを含むページが数多く存在している。さすがに当時よりはこの言葉で検索をする人の数は減っているが、今でもそこそこの検索率を誇るキーワードである。

それじゃあ「IT 革命」で検索してみようかと、Google の検索窓に「IT 革命」と入力して「Google で検索」のボタンを押してみたところで、問題が発生する。なんと「フランス革命」のサイトが1位に出るのだ。ここが、今回お話しておきたい問題である。

Google には、ストップ語(フィルターワードとも言う)といって、検索クエリに含めない言葉がいくつか存在する。「.com」など、インターネット上であまりに一般的過ぎて、検索結果を絞り込むのに相応しくない言葉がこれに相当するのだが、「IT」もこれに含まれるのだ。つまり、「IT 革命」で検索した場合、「IT」は無視され、「革命」だけで検索したのと同結果になるのである。確かに、検索窓の下の方をみると、「"IT"は一般すぎる言葉のため、検索には使用されていません。」と出るのだ。確認してみてほしい。

では、このような現象を避けるにはどうしたらいいかと言うと、実は簡単である。ストップ語(フィルターワード)の前に、「+」という演算子を追加してから検索すればいいのである。この場合だと、「+IT 革命」で検索すれば、しっかり「IT 革命生き残りの法則は?」というタイトルのサイトが1位に表示されて、求めていた検索クエリによる結果であると判断できるのである。

Google の検索方法には上記以外にもまだまだ沢山の法則、便利なワザが存在する。知っている人にとっては当たり前のことかも知れないが、よりよい検索結果を導くため、検索エンジンをもっと有効に活用してもらうために、これからも便利な検索方法を紹介していきたい。

(執筆:岡田吉弘、監修:信太明)




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