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サービス指向アーキテクチャはオンデマンドサービスの支柱Web サービス技術の影響は、当初想定されていたよりも広い範囲に及んでいるようだ。調査会社 ZapThink は、サービス指向アーキテクチャ (SOA) ―― 異なるアプリケーションとデータソース間の通信を容易にする方法 ―― が、オンデマンドコンピューティングやユーティリティコンピューティングを下支えしていると言う。
ZapThink は最近、『SOAs: More Change Ahead for IT Consulting』(サービス指向アーキテクチャ:多くの変化が待ち受ける IT コンサルティング) と題した報告書を発表した。その中で、サービス指向アーキテクチャについて、IBM や Hewlett-Packard (HP)、Computer Associates (CA)、Veritas といったメーカーが先導中のオンデマンドコンピューティング普及の動きに、組織的素因を提供するものとなるとの見方を示した。そして、サービス指向アーキテクチャ普及については、Web サービスが重要な役割を持つと指摘している。なぜなら、Web サービスの基盤となっている XML 規格は、企業がデータの連結や異なるアプリケーション間の処理などをできるようにするものだからだ。 同報告書は、2006年までに SOA のアーキテクチャ関連およびプロセス関連コンサルティングの売上が、システムインテグレーションの売上を追い抜くとの見方を示した。そして、プロフェッショナルサービス会社によるシステムインテグレーションの売上は、2010年までに70%も減少すると予測している。 ZapThink の上級アナリスト Jason Bloomberg 氏によると、オンデマンドという概念は幅広く、いずれかの段階で具体的な定義を固める必要があるという。現在、オンデマンドは、簡単にアクセスできる自動サービスとして広く認識されており、それには、「IT 業務のマネージド (管理型) サービス利用モデルから、IT 機能の利用度に応じて料金を支払う従量料金制モデル、IT 資源の共有プール方式、グリッドコンピューティング、そして自律管理/適応的管理/自律コンピューティングといった概念」に至るまで、広範なものが含まれていると Bloomberg 氏は述べている。 同氏はまた、IBM や HP および CA などがオンデマンドサービスの拡大に力を入れていることから、サービス指向アーキテクチャもオンデマンドの中に組み込まれることになるだろうとの見方も示した。なお、オンデマンドサービスに対する3社のアプローチは同じではなく、HP と CA は管理コンポーネントに重点を置く一方、IBM はサービス駆動型を採用するなど、アプローチは若干異なっている。 関連テーマ
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