Webビジネス2003年5月30日 00:00
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MS と AOL-TW が和解、Netscape 訴訟に決着

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20030530/10.html
著者:Michael Singer
海外internet.com発の記事
AOL Time Warner (NYSE:AOL) が傘下の Netscape 部門に代わって Microsoft (NASDAQ:MSFT) を訴えていた訴訟で、Microsoft は29日、両社が和解したと発表した。

和解金として Microsoft は、AOL Time Warner に7億5000万ドルを支払う。そして、両社は、デジタルメディア技術ならびにデジタル著作権管理 (DRM) イニシアティブの開発と支援で協力することでも合意した。

Microsoft の 会長兼最高ソフトウェア開発責任者 Bill Gates 氏と AOL の会長兼 CEO (最高経営責任者) Dick Parsons 氏は、可能な分野では両社が今後も競争関係を続けるが、今回の和解により著作権侵害への対応やアナログからデジタルへの移行促進で協力する機会が創出されたと語った。

和解内容には、AOL Time Warner が Microsoft のブラウザ『Internet Explorer』(IE) を今後7年間無償で使用することも認めている。ただし、Parsons 氏は Netscape 部門を解散する計画はないと述べた。なお、両社は、お互いのインスタントメッセンジャ間の相互運用性も向上させると述べている。

AOL Time Warner は、Real Networks (NASDAQ:RNWK) はじめ Microsoft と直接競合する企業と提携しているが、Parsons 氏によれば、今回の和解はそうした提携関係を変えるものではないという。

この和解によって、AOL Time Warner が子会社の Netscape Communications に代わって2002年1月に反トラスト法 (独占禁止法) 違反を巡って Microsoft を訴えていた訴訟は決着し、対立していた両社間の緊張関係が緩和された。そして、AOL Time Warner にとっては240億ドルに上る負債軽減にもつながる。Parsons 氏によると、和解金は負債返済にあてると述べている。


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