Yahoo!、企業向け IM サービス強化をねらい2社と提携競合相手の America Online (AOL) がサードパーティとの提携によるインスタントメッセージ (IM) サービス拡充に着手したのに対し、Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は、WebEx Communications および BEA Systems との組み込み提携を介して自社の IM サービスを企業に普及させる構えだ。
Yahoo! によると、企業向け IM サービス『Yahoo! Messenger Enterprise Edition』(Yahoo! Messenger EE) の次期バージョン 1.5 に、WebEx が提供するオンライン会議サービスへのリンクを組み込む計画だという。Yahoo! Messenger EE は、ソフトウェアとホスティングのハイブリッド型 IM サービスで、オーディティング (監査) 管理インターフェースを持つ。 このリンク組み込みにより、『Yahoo! Messenger EE 1.5』ユーザー企業の従業員は、自分のデスクトップから、WebEx の会議サービスを受け、アプリケーション共有やテレビ会議や VoIP 会議などといった機能を利用できるようになる。 一方、ビジネスソフトウェア開発ツールとインフラ大手の BEA との提携のねらいは、Yahoo! Messenger EE の IM 技術を企業内開発者がアプリケーションに書き込めるようにすることにある。 具体的には、Yahoo! Messenger のコントロールを、BEA が先ごろアップデートしたばかりのアプリケーション開発環境『WebLogic Workshop』にを組み込むこと。それによって、企業内開発者は、連絡したい相手がオンライン状態にあるかどうか確認するプレゼンス機能付きのアプリケーションや、IM ベースのアプリケーション、あるいは IM ロボットを開発できるようになる。(IM ロボットには Yahoo! Messenger EE が必要。) AOL と Yahoo! に並び、Microsoft と IBM も、企業向け IM サービス分野に力を入れている。 Microsoft は、第3四半期発売予定の『Microsoft Office Real-Time Communications (RTC) Server』(コードネーム『Greenwich』) に高度なプレゼンス機能を持ったコラボレーション (協働) アプリケーションを組み込む。IBM も、『Lotus Instant Messaging』(別名『Sametime』) を、プレゼンス機能付きの企業ポータルアプリケーション、ワイヤレスアプリケーションなどに変えようとしている。 関連記事 最新トップニュース
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