ドメインから掘り当てる「失われた10年」などという言葉が登場してだいぶ久しいが、10年かけて失われたものの1つに、土地への信用が挙げられると思う。
貨幣と同じく、信用によってその価値を得ていた土地は、バブル崩壊によって徐々にその信用を失い、価値を下げた。その結果、地価の高騰によりかつてドーナツ化現象と呼ばれ、夜間の居住人口が減っていた都市部に人が戻ってきはじめ、高層マンション建設ラッシュになったりしている。 上記のような記事をどこかで読み、都道府県別の人口推移についてのデータを見たいなと思ったときに、あなたはどんなキーワードを使って検索を行うだろうか。 ここで仮に、「人口推移」というキーワードで検索をかけると、各市町村の人口推移データが次々と露出するが、都道府県別に一覧で推移が確認できるデータはなかなか結果として露出されないことが分かるだろう。省庁関係のサイトであれば日本規模での統計データが存在するだろうと予測できても、検索エンジンは基本的にキーワードを検索クエリとしてページを導き出すので、キーワード入力のみで省庁関係サイトばかり露出させるのは正直難しいと考えられる。 そんなときに役に立つのが、「キーワード△site:ドメイン」という検索式だ。この場合のドメインとは通常と異なり、例えば「www.yahoo.co.jp」であれば、「co.jp」の部分、「www.kantei.go.jp」であれば、「go.jp」の部分といったように、ユニークな文字列であるサードレベルドメイン(「yahoo」や「kantei」に当たる)を除いた、組織がどのような属性に相当するかを表す部分のことである。上記の例で言えば、「人口推移△site:go.jp」と検索窓に入力することによって、省庁関係のサイトに絞って「人口推移」というキーワードに対して関連性のあるページを検索することが出来る。 日本の政府機関や各省庁所轄研究所、特殊法人などを表す「go.jp」、学校教育法および他の法律規定による学校を表す「ac.jp」など、それぞれのドメインがどのような属性を表しているかを把握しておけば、上記の検索式を使い、あらかじめデータが眠っていそうなドメインにあたりをつけて検索を行うことによって、目的の情報をより早く掘り当てることが出来るのではないだろうか。 (執筆:岡田吉弘、監修:信太明)
記事提供:アウンコンサルティング株式会社
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