Webビジネス2003年7月17日 00:00
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Mozilla プロジェクト、正式に Netscape を離れ新体制へ

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20030717/12.html
著者:Erin Joyce
海外internet.com発の記事
オープンソース開発団体の mozilla.org は15日、従来の運営母体だった Netscape Communications と正式に決別し、新たに設立した非営利団体 Mozilla Foundation 傘下の運営体制への移行を発表した。

今回の発表は、America Online (AOL) 傘下で Mozilla プロジェクトを発足した Netscape Communications 部門に、最後が迫りつつあることを示すものといえる。AOL (NYSE:AOL) の広報担当は、Netscape 部門がすでにブラウザ開発スタッフ50人を削減したと述べ、削減した人員の一部は、新団体 Mozilla Foundation に移籍していることを明らかにした。

AOL は今年5月、『Netscape』ブラウザを巡り、Microsoft (NASDAQ:MSFT) を独占禁止法違反で訴えていた裁判で和解に転じ、両社間の Netscape 対『Internet Explorer』(IE) ブラウザ戦争に幕を引いた。ほぼ市場を独占している IE に比べると、Netscape が占める市場シェアはわずかで、さらに和解条件として、AOL が IE など Microsoft 製ソフトウェアを使用できる権利を得たことから、業界観測筋はそろって Netscape は事業縮小必至との見方を示している。

AOL は今回の体制移行に際し、Mozilla Foundation に対して200万ドルの支援を約束した。同団体は、Mozilla を中心とする Web アプリケーションや、レンダリングエンジン『Gecko』をはじめとするコアテクノロジーの、開発/配布/導入促進を引き続き進めていき、Mozilla プロジェクト関連業務を管轄する mozilla.org の活動を、今後も継続発展させていくとしている。

mozilla.org の発表では、AOL、IBM、Sun Microsystems、および Red Hat をはじめとする多くの企業が、Mozilla Foundation を通じて Mozilla プロジェクトへの支援を継続することも明らかにしている。

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