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米北東部大停電、そのときインターネットはどうなった?14日午後4時10分、America Online (AOL) のコントロールセンターで働く技術者たちは、同社のサービス利用者が数秒の間に240万人から210万人に急減するのを目の当たりにした。
「非常に著しい急落だった。そして、利用者数が落ちた状態は14日夕方から15日早朝まで続いた」と、AOL の広報担当 Nicholas Graham 氏は internetnews.com に語った。 15日午前11時の時点でオンライン接続していた AOL 会員は190万人。1週間前の同じ時刻に比べ依然20万人ほど少なかった。 ISP やネットワーク事業者は高性能監視システムのおかげで、インフラの異変をいち早く検知することができた。ニューヨークにおけるトラフィックの低下とともに、他の地域ではユーザーがニュースサイトに殺到したため、トラフィックの激増が見られたという。 Graham 氏によると、AOL はシステムに巨額の投資をして冗長性と容量を増やしていたという。しかし、停電でデスクトップパソコンやノートパソコンが使えなければ、それも役に立たない。バッテリーで動くノートパソコンでも、バッテリーはそんなに長時間は持たない。 電話システムのダウンにより、AOL ではダイアルアップ番号の一部が不通になったが、ほとんどのユーザーは他のアクセス番号を使って接続できた、と Graham 氏は言う。AOL のモデムバンク [複数のモデムを1つのモジュールにまとめたもの] の一部は、非常電源に切り替わった。 バージニア州ダレスにある AOL のコントロールセンターと同様に、マサチュセッツ州ケンブリッジにある Akamai Technologies のネットワーク オペレーションセンターでも大停電による障害を観測した。 Akamai の主任セキュリティ技術者 Andy Ellis 氏は、次のように述べている。「インターネットの基幹システムは、まずまず順調に機能していたようだ。非常用電源がないために機能を停止している箇所がいくつかあったが、大多数の通信事業者は障害箇所を避けてトラフィックを迂回させていた」 Akamai がホスティングしている CNN や Washington Post のニュースサイトなど、同社の顧客報道機関のサイトではトラフィックの著しい増加が見られたという。
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