Webビジネス2003年9月8日 00:00
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ディスクストレージ業界、景気回復にもう一歩?

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20030908/11.html
著者:Michael Singer
海外internet.com発の記事
半導体およびパソコン業界は景気回復基調に転じたが、ディスクストレージシステム市場は依然として軟調 ―― そんな調査結果が出た。

市場調査会社の IDC が5日発表したレポートによると、2003年第2四半期のディスクストレージシステム市場の工場出荷額は、世界全体で47億3000万ドルだったという。これは、前年同期に比べ3.9%減だ。

同レポートはまた、出荷されたシステムの総ストレージ容量伸び率が売上伸び率を上回り続けていると指摘。2003年第2四半期は181.6ペタバイトに達し、前年同期比36%増になったと記している。

IDC の上級アナリスト John McArthur 氏は、internetnews.com に対して次のように述べている。「地域別に見ると、アジア、中でも日本の売上低下 (前年同期比34%減) が著しい。実際、米国以外の国々における売上は、ドルの値下がり幅から予測していたよりさらに悪かった。地域ごとの結果は明らかにまちまちであり、近い将来にディスクストレージシステム市場が世界的な回復基調に転じそうな兆候は見えない。今回の調査で分かったのは、ユーザーが手持ちのシステムを使い続けており、どうしようもなくなるまでグレードアップするのを延ばしてしているということだ。容量増を求めての需要は続いているが、それも40%前後に止まっている。90年代には80%とか90%の増加率を記録したものだが、それには遠く及ばない」

世界で唯一好調を示したのは、北米地域だ。

今年第2四半期の売上をメーカー別で見ると、Hewlett-Packard (HP) が26.7%で1位。それに続き、IBM (20.2%) と EMC (12.7%) が2位、3位につけた。これに Sun MicrosystemsDell を含めた5社がトップ5を構成している。これら5社のうち前年同期に比べて最も高いシェア伸び率を示したのは、IBM と Dell。それぞれ2.5ポイントと1.5ポイント市場シェアを伸ばした。Sun は、ネットワークストレージ部門が、全体的な市場および UNIX ディスクストレージシステム市場におけるメーカー売上で、3四半期連続でシェアを伸ばしたとして勝利宣言を出している。

「北米地域では、これで2四半期連続して売上が増加した。これは、北米ではディスクストレージ業界の景気が回復に転じたこと示している。米国の状況が中心的指標であることから、北米地域の好転は世界的にも回復基調に転じる良い兆候だと期待している」と、McArthur 氏。

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