EDS、4億2600万ドルの大型 IT 業務委託契約を獲得EDS (NYSE:EDS) は8日、総額4億2600万ドルk規模の大型 IT 業務委託契約を獲得したと発表した。自社製品に関わる本来の業務に集中したいという従来型企業の願望を見事惹きつけた形だ。
EDS と IT 業務委託契約を結んだのは、暖房/換気/空調/冷蔵設備 (HVAC) の York International で、同社は2万3000人の従業員/販売員を擁し、世界100か国以上に展開している。契約期間は10年で、今週より EDS は、York の世界各地の拠点を結ぶネットワークおよびメッセージング、ならびにパソコン管理といった IT 関連の日常業務を代行する。 EDS の広報担当 Terry Balluck 氏によると、EDS が競合した Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) を押しのけて今回の契約を勝ち取ることができたのは、顧客の事業変化に合わせて、ソリューションの規模を柔軟に変更するという契約内容によるところが大きいという。 Balluck 氏は、金額だけでなく、その裏にある無形価値も業務委託の大事な点だとする。 Balluck 氏の考える無形価値というのは、同氏の言葉で言う「優れたカスタマーサポート」、つまり顧客と即座にやり取りできるフィードバックフォームを提供する Web サイトや、York の従業員全員が自分の業務に集中できることまで含めての発言だ。York の IT 担当者の多くは EDS に移籍するが、混乱はほとんど起きないという。 York はここ数年来、社内で IT 業務をこなそうと取り組んできたが、これは同社の主業務 HVAC にあてる企業リソースを圧迫するものだと Balluck 氏はいう。業務委託にいたる「戦略的な判断」がそこにあり、EDS としても近々に慌てて新規顧客を探す心配をする必要がなくなったと同氏は述べた。 EDS はつい3週間前も、米住宅都市開発省から過去1年で最大規模となる、8億6000万ドルの複数年契約を獲得している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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