Webビジネス2003年9月24日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

Dolby、デジタルコンテンツ保護技術開発会社を買収

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20030924/12.html
著者:Roy Mark
海外internet.com発の記事
Dolby Laboratories は22日、新興のコンテンツ保護技術開発企業 Cinea を買収したと発表した。デジタル映画をビデオカメラを使って違法録画する海賊行為が増えているが、Cinea はそうした著作権侵害行為を防ぐ技術を開発している。同社が開発したプロトタイプは、デジタル方式で映写される映画を見ている人の視覚に影響を及ぼすことなく、違法録画画像を歪めさせるのが特徴。

買収の条件は公表されていない。Cinea は、Dolby の子会社となる。同社の CEO 兼創設者 Robert Schumann 氏は、その新子会社の社長に就き、Dolby のプロフェッショナル部門担当副社長 Tim Partridge 氏の直属となる。

Cinea は、広範なコンテンツ保護ソリューションを開発および商品化するため、1999年に創立された。対象市場は、デジタル映画、機内エンターテインメント、高画質 DVD、ビデオオンデマンド (VOD) など多様。Cinea の幹部の多くは以前、セキュリティ性の高い DVD ベースの配信システムを提供している Digital Video Express (Circuit City の子会社) で技術および運用を担当するチームの主要メンバーだった。

Dolby の Partridge 氏は次のように述べている。「コンテンツはデジタル配信されることがますます増えており、デジタルコンテンツの不正利用がコンテンツ所有者に深刻な結果をもたらしかねない。そのため、質の高いエンターテインメントの配信を実現する上で、コンテンツ保護は今まで以上に重要な要素となっている。わが社の顧客の映画会社は、海賊行為 (違法コピー行為) が現在直面する最大の問題だと明言している」

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved.http://www.internet.com/