進化するグーグルここ最近、検索エンジン業界は大きく変動している。オーバーチュアがオランダ、スペインに進出したかと思えば、グーグルもスペインに事務所を開設し、GoogleSpain を立上げ、アドワーズ広告を開始した。FindWhat.com は三井物産と提携して検索連動型広告で日本市場に参入すると発表している。これら以外にも Inktomi 系の TOCC が9月30日をもってサービスが停止したりと検索エンジン業界が動いている。
SEO の観点から最近のグーグルの動きを見てみるとアルゴリズムも日々変化をしている。順位更新の周期や、リンク元更新のタイミング、JavaScript の認識、有効なリンクページの認識などが挙げられる。 順位更新については、以前までは4週に1度の頻度で更新を行っていたが、現在では更新のタイミングが変わってきている。サイトにより更新周期が異なっているのが現状である。例えばあるキーワードで上位10位にランクインしていなかったサイトが、突然6位にランクインし、他のサイトには全く変動がないといった事象も確認している。 リンク元の更新についても、以前までは順位の更新と同様に4週に1度の頻度で更新が行われていたが、更新頻度が短縮されている。リンク元が更新されれば、比例して順位も更新される傾向であったが、現状は更新のタイミングに誤差が見られる。上述の更新周期の問題はグーグルの目指すリアルタイムクロールに向けての進化と認識して良いだろう。 JavaScript の認識については、以前まで認識していなかった<OPTION>タグ内のキーワードが認識されている。CGI 検索の検索条件など指定するプルダウン内にキーワード入れ込むことによりキーフレーズなどの対策などに役立てみるのも面白いと思う。ただし、<OPTION>タグ内は強調されるわけではないので注意して欲しい。 上記以外にも動的ページの認識についても変化がある。動的なサイト構成を外せないサイトにおいてはこの認識状況は非常に重要なポイントとなるだろう。Inktomi などが実際にサービスを行っている動的 URL の有料クロールである PFI(PAY FOR INCLUSION) とは対照的である。あくまで検索精度にこだわっている結果だと考えられる。今後も動的ページの認識については進化を続けるだろう。 現在では33億のIndexを保有している状況だが、更に多くのページを認識し、最適な情報を提供することで他の検索エンジンの差別化を行っていると考えられる。 (執筆:棚橋繁行、監修:信太明) 記事提供:アウンコンサルティング株式会社
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