米国のネット普及率、家庭には依然「デジタル格差」米国の公立学校におけるインターネット普及率は、過去8年で3%から99%に上がった。しかし、家庭では「デジタルデバイド」が依然として存在している。家庭でコンピュータを使用している割合は、黒人とヒスパニック系では41%なのに対し、白人は77%という結果が、米教育省が29日に発表した報告書で明らかになった。
発表された報告書の1つ、『Computer and Internet Use by Children and Adolescents in 2001』(2001年の青少年によるコンピュータおよびインターネット利用) によれば、世帯収入が2万ドル以下の家庭でコンピュータを使っている割合は31%にすぎず、一方、7万5000ドル以上の家庭では80%に達しているという。 「技術変化の速さは実に驚異的で、学校を含め、我々の生活で影響を受けていない部分はない。これらの報告書は、米国のほぼすべての学校がインターネットに接続するという目覚しい進歩を示しており、その点では明るいニュースだ。しかし、家庭でのコンピュータ利用には今なお大きな格差があり、これが解決されなければ、デジタルデバイドがなくなったとは言えない」と、教育省長官の Rod Paige 氏は述べた。 教育省の調査によって、多くの子どもたちが学校の課題をするのにテクノロジーを使用していることが明らかになった。宿題にコンピュータを使用する割合は44%、インターネットを使用する割合は77%だという。宿題でコンピュータを使う割合は、白人のほうが黒人およびヒスパニック系の生徒より高かった (白人58%、黒人28%、ヒスパニック系27%)。 しかし、人種によるコンピュータ使用率の違いは、大部分が家庭でのアクセス環境に起因していると言えそうだ。家庭がコンピュータを使える環境にある場合は、宿題へのコンピュータ使用率で、人種や民族グループによる大きな違いは確認されなかった。 関連記事 最新トップニュース
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