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「Eolas の特許は無効」、W3C が再審査を要請Eolas Technology の特許 (米国特許番号「5,838,906」) が行使されるとインターネットの運用面で「経済的および技術的に重大な損害」が生じるとして、Web 標準化団体の World Wide Web Consortium (W3C) は29日、同特許を再審査するよう米国特許商標局に要請した。この特許が厳格に行使されると、世界で最も普及しているブラウザ『Internet Explorer』(IE) に大きな変更を強いられる。
W3C のディレクター Tim Berners-Lee 氏は、特許商標局への書簡の中で次のように述べている。「この特許の影響は、直接の特許侵害者のみならず、同特許の行使によって脅威にさらされるブラウザの安定したスタンダードベースの運用技術に依存する、Web ページやアプリケーション全てに及んでしまう」 特許権行使によってもたらされる各種の変更は、広範な Web アプリケーションを使いものにならなくしかねない。例えば、オンライン広告主やマーケッタおよび Web 開発者は、Macromedia の『Flash』技術への依存を深める一方だが、同技術も Eolas が特許権を行使すると大きな支障をきたす。 仮に Eolas の主張が正しいとしても、Web ページやソフトウェアアプリケーションの修正コスト負担を強いられる企業自体は同特許を侵害していないと、Berners-Lee 氏は主張する。 この特許を巡っては今年8月、Microsoft に対して、5億2100万ドルという莫大な金額の賠償命令を課す特許侵害訴訟判決が出た。これを受けて Microsoft は、Web ページに組み込まれたコンテンツの処理方法に「適度の変更」を加えた IE の新バージョンをリリースすると発表している。 しかし、W3C によれば、 Eolas による特許申請よりも前に知られていた類似技術が存在しており、特許商標局はそれを証拠として同特許の無効性を判断できるはずだという。W3C の広報担当 Janet Daly 氏は、internetnews.com の取材に対し次のようにコメントした。「独自調査の結果、我々は同特許の無効性を証明するに十分な類似技術を見つけたと思っている」 関連記事
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