Microsoft、『SMS 2003』を正式リリースMicrosoft (NASDAQ:MSFT) は11日、『Systems Management Server 2003』(SMS 2003) を正式リリースした。これは、データセンターから従業員のモバイル機器にいたるまで、企業の情報管理を支援するものとして、同社がかねて予告していた幅広く専門的なソフトウェア製品群の第一弾。パートナーメーカー向け出荷は、先月22日に開始されていた。
SMS 2003 のリリースにより、Microsoft は企業向けシステム管理ソリューション分野で先行する IBM (NYSE:IBM)、Computer Associates (NYSE:CA) ならびに BMC Software (NYSE:BMC) と直接競合することになった。 SMS 2003 は、(1) モバイル機器へのサポート、(2) 計測およびレポート機能の強化、(3)『Active Directory』との統合、という3つの領域に重点を置いている。Active Directory は、企業などの組織がネットワークリソースとユーザーの情報を一元的に管理/共有すると同時に、ネットワークのセキュリティについても一元管理を行なうことを可能にする、スケーラブルなディレクトリサービス。 SMS は、『Windows CE』『Windows XP Embedded』『Pocket PC』などを搭載したモバイル機器へのサポートを充実させている。間もなく、接続の種類を自動的にチェックし、必要に応じて転送速度を調整する新機能『Advanced Client』も付き、サポートをさらに強化する予定だ。 SMS 2003 の推定小売価格は、デバイス10台分のクライアント アクセス ライセンス (CAL) 付きで1219ドル。 Microsoft は、SMS 2003 の姉妹品となる管理ソフトウェア『Microsoft Operations Manager 2004』(MOM 2004) の開発も進めており、いま一部顧客が社内ベータテスト段階にある。SMS 2003 は、大企業が自社ネットワークを介してクライアント機器にソフトウェアのアップデートやパッチを自動配信することに最適化しているのに対し、MOM はネットワーク状態の監視によって問題を回避する機能が充実している。 Microsoft は、SMS と MOM を統合して『Systems Center』と呼ばれるセットにし、2004年夏にリリースする予定だ。 関連記事 最新トップニュース
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