japan.internet.com
ビジネス2003年11月28日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

中小企業にとって、統合サーバー環境はコストかメリットか

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20031128/11.html
著者:Susan Kuchinskas
海外internet.com発の記事
Jupiter Research の調べによると、メリットは大きいにもかかわらず、コスト面の問題もあり中小企業 (SMB) のサーバー OS 利用があまり進んでいないことが明らかとなった。SMB 市場には多くのソフトベンダーが注目しており、Microsoft (NASDAQ:MSFT) も先ごろ、SMB 向けの統合サーバーソリューション『Small Business Server 2003』の提供を開始している。

Jupiter Research によると、中小企業のうちサーバー OS を活用しているのはわずか51%。SMB 市場で最大数となるのは、従業員10人未満の企業3100万社だが、同セグメントでは、サーバー OS の利用率は34%にとどまるという。

また『Windows 2000 Professional』を利用している中小企業は55%、『Windows XP Professional』の利用企業は56%となっている (SMB の大半が、複数の OS を利用している)。同調査を担当した Jupiter Research の Joe Wilcox 氏によると、Windows 用の古いソフトウェア、特に『Internet Explorer (IE)』の旧版を利用していると問題が発生する可能性があるという。

このような企業は、サーバーベースのシステムへ移行することでメリットが期待できる、と同氏。ただ必要なネットワーク機能を内蔵していない『Windows XP Home Edition』の利用企業が、22%に達することも明らかになっている。

コスト的な問題はどうかというと、Jupiter によれば中小企業がサーバーやサーバーソフトウェアに費やす金額は、IT 予算のわずか5%で、『Office』製品や会計ソフトウェアをはじめとするデスクトップアプリケーションには25%を充てているという。

コスト面からみると、Small Business Server 2003 などが備える多くの統合機能を、Linux そのものが持っているわけではないとはいえ、低コストソリューションの核となるため、Linux は多くの SMB にとって魅力的な存在となっている。同調査によると、SMB が利用しているサーバー機のうち、 Linux を運用しているのは26%。一方『Small Business Server 2000』を運用しているサーバー機は11%、Mac OS が5%で Windows 2000 Professional で45%、Windows NT 4 を運用しているサーバー機は29%となっている。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.