VoIP 普及の加速を予測し、Cisco が製品をアップグレード従来型 PBX (構内交換機) 電話システムの寿命が近づくなか、企業ネットワークは Voice over IP (VoIP) の採用を加速させるだろう。Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) の CEO John Chambers 氏が10日、そのような見方を明らかにした。
この発言は、同社主催のアナリスト会議『Worldwide Analyst Conference 2003』(12月9日-11日) で行なわれたもの。Chambers 氏は次のように述べている。「IP 電話は、アーキテクチャ面で見れば、すでに確定されたテレコムサービスの1つだ」 しかし、企業ユーザーがどれだけ早期に音声とデータを1つのネットワークに統合するか、そのネットワーク管理に必要な製品やサービスがどれになるのかは、まだ分からない。 企業の IT 担当幹部は景気回復に自信を持ち始めているが、その多くは大型プロジェクトに対する投資に依然慎重だ。しかし、景気回復がさらに明らかになれば、VoIP への投資を加速させる可能性が高い、と Chambers 氏は述べている。 Cisco は10日、従来型コア/エッジルーター製品『Cisco 7600』および『Cisco 12000』両シリーズをアップグレードしたことも発表した。 このアップグレードの狙いは、大手サービスプロバイダがインターネットプロトコル (IP) ネットワークをスリム化し、新世代の IP サービスを提供できるよう支援することだ。 両シリーズのアップグレード版は、2004年1月の発売予定で、価格はシステムおよびオプションに応じて異なる。どちらも、Juniper Networks (NASDAQ:JNPR) の製品と競合することになる。 Cisco 7600 および Cisco 12000 のアップグレード版を最初に導入する企業のひとつは、米国最大のケーブル事業者 Comcast だ。同社は、高速インターネット、ビデオオンデマンド (VoD)、および VoIP をサポートする統合ネットワークインフラの準備に取りかかっている。 関連記事 最新トップニュース
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