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ネット販売でカード決済は外せない(2)前回は、消費者に最も好まれる決済手段はクレジットカード決済であり、「不安は残るが便利なのでクレジットカードを使う」という消費者が多いことご紹介しました。
今回はネット販売事業者サイドから見たカード決済について考察してみたいと思います。 ●カード決済で新規顧客は27%増! ネットで「買ってみようかな」と思う程度の商品やサービスがあった場合にカード決済が与える影響を消費者に尋ねてみました。結果は全体の21%の消費者が「クレジットカードが使える他の店を探す」と答えており、ネット販売事業者から見るとカード決済を用意していないことによって21%の機会損失が発生していることになります。 ![]() *クリックして拡大 例えばカード決済を採用せずに100人の新規顧客を獲得できたとすれば、実際にはその裏で27人の潜在顧客を逃していることになります(100人÷79%≒127人)。つまり、新規顧客に限って言えば、カード決済を採用することで27%の売上拡大を期待することができます。 ●熱狂的なカード決済のファン 「カード決済で新規顧客が27%アップ」という調査結果をセミナー等でお話しすると、ご自身がクレジットカードを使わない人の多くは怪訝な顔をします。おそらくピンとこないのだと思いますが、実際には消費者の中には熱狂的なカード決済のファンが存在しています。 ・カードで支払したいのに、このご時世にカードは使えないとのたまうショップがあること自体驚きです。 ・カードが一番楽でカードでしか買わない。カード加盟店なら信頼感がある。 ●3割強がカードで決済される カード決済を導入しているネット販売事業者におけるカード決済の割合を下表に示します。(2002年弊社調査。) ・A社: 41% ・B社: 35% ・C社: 34% ・D社: 31% ・E社: 28% ・F社: 25% 例えばA社で100件の注文があればカード決済で支払われる注文は41件ある、ということを示しています。A社のカード決済利用率が41%と突出しているのは同社が贈答用品を主体として扱っている(ギフトは代金引換が利用出来ない)ためですが、平均しても3割強の消費者が決済手段としてクレジットカードを選んでいることが分かります。 ●唯一の欠点は手数料などの費用 ネット販売事業者にとってカード決済導入の利点は大きいのですが、一つだけ大きな欠点があります。それは手数料に代表されるような費用が発生することです。 カード決済以外の決済手段では手数料を消費者に転嫁することが一般的ですが、カード決済については費用をネット販売事業者が負担する必要があります。 手数料の主たるものは売上額に応じて発生する従量制の費用で、ネットでの物販であれば5%程度が平均的な料率になります。例えば1万円の商品を販売すると500円の手数料を負担することになり、決して小さい額ではありません。その他、取引毎に数十円程度が発生する処理手数料や、売上請求をキャンセルする時に発生する取消し手数料が必要な場合があります。システム導入にあたっては初期費用および月額固定の利用料も必要です。 ※詳細はカード決済を導入するにあたっての比較項目をご参照。 *** ネット販売で扱っている商品やサービスの特性にもよりますが、一般的にはカード決済導入の利点が欠点を上回っているケースが大半です。この機会に貴サイトでもカード決済の導入を検討してみては如何でしょうか?。 (執筆:細木康裕)
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