Webビジネス2004年1月8日 00:00
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PPC 広告を消費者はどう見ているか?

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20040108/8.html
著者:細木康裕
国内internet.com発の記事
Google社のアドワーズ広告やオーバーチュア社のスポンサードサーチ広告などのPPC広告(Pay-Per-Click=キーワード連動型クリック課金)は、費用対効果の高いネット集客方法として多くのオンラインショップが採用しています。

このPPC広告を消費者がどのように感じているかをアンケート調査した結果は下記のようになります(2003年8月調査・有効回答810)。



*クリックして拡大


PPC広告を知らなかったと回答した人が36%で、質問の意味が分からないという5%と合わせて、消費者全体の41%の人がPPC広告の存在を知らないということができます。
知っているが特に気にしないという人は40%、知っていて無視する人は27%、積極的にクリックする人は2%でした。

このうち、PPC広告の広告主として気になるのは「知っていて無視する(クリックしない)」という27%の人です。現時点では4人中約1人の割合でPPC広告の効果が無い、つまり、PPC広告を出稿しても取りこぼしが発生してしまうことになります。

さらに、今後は一般の消費者も次第にPPC広告の存在を知るようになると考えることができます。もしPPC広告の存在を全ての消費者が知ることになれば、PPC広告を無視する人は、

  27%÷(30%+27%+2%)=46%

となると予測されます。つまり、消費者の2人に約1人の割合でPPC広告を意図的に避ける可能性があるわけです。

インターネットで集客する方法として費用対効果の高いPPC広告は急速に高い関心を集めていますが、今後の不安要因として、このように消費者が次第にPPC広告を無視するようになるというマイナス面も考えられます。

幾つかのコラムにおいて既に筆者が指摘しているように、PPC広告のクリック単価は今後2倍程度に上昇すると思われます。このことと併せて考えれば、なるべく早い段階で -- つまり多くの消費者がPPC広告をクリックしてくれてなおかつクリック単価が安いうちに -- PPC広告を開始し、新規顧客を開拓するのが得策だという結論に至ります。


(執筆:細木康裕)
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