変身を図る AT&T、新 Web サービスを発表商品のアップデートおよび企業イメージの刷新に励んでいる AT&T (NYSE:T) は10日、企業や政府機関向けに、納入業者や提携先および顧客とのデータ共有を支援する Web サービス新商品を発表した。
このサービスは『AT&T WebService Connect』と呼ばれるもの。これを使うと、由来の異なる多様なアプリケーション同士が、時間を要する特別なコーディング作業なしに、やりとりできるようになる。XML ベースのサービスのため、特定の OS やプログラミング言語に縛られずに利用できるのも利点だ。 このサービスは、提携する Grand Central Communications と1年ほどかけて共同開発したもので、長距離電話会社から企業向けネットワークサービス提供会社への変身を図っている AT&T の主要戦略の一部を担う。 この新サービスは、今後数か月にかけて順次開始される予定。料金は使用量などによって異なるが、月額およそ3万4000ドルからとなる。競合する他の通信事業者と比べ、顧客に提供する Web サービスとしては最大規模のものだと、AT&T は言う。 WebService Connect サービスは、主に企業間通信の量が多い企業にアピールするだろうと AT&T の商品管理担当副社長 David Greenebaum 氏は語っている。そうした企業では、納入業者や提携先および顧客の全てが同一のコンピューティング プラットフォームやアプリケーション上で作業する可能性など皆無に近いからだ。 さらに、中でもとりわけ銀行などの業界の大企業では、異種のシステムが混在しているため、統合が難しくなっている。そして、金融サービス業界では合併が続いていることから、異なるシステム間でもデータを共有できるようにしたいというニーズは高まる一方でもある。 WebService Connect のようなサービスは、業務プロセスの合理化および業務の全体像把握の手段として、企業の最高情報責任者 (CIO) にアピールするはずだと Greenebaum 氏は言う。同サービスの利用契約を結んだ企業として最初に社名が公表されたのは、金融業界向け情報および技術プロバイダの Thomson Financial だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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