Webビジネス 2004年3月23日 00:00

SRA、Windows 用 PowerGres 英語版を米国で販売

著者: japan.internet.com 編集部
2004年3月23日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

SRA 代表取締役社長
鹿島亨氏
独立系ソフトウェア会社の株式会社 SRA は2004年3月23日、 オープンソース DB「PostgreSQL」の SRA ブランド版「PowerGres」の海外での販売開始を発表した。

これは、 同社のオープンソースビジネスのグローバル展開の一環である。

海外展開の第一弾として、 4月にも PostgreSQL 7.3.6 を Windows 用に最適化した「PowerGres on Windows」英語版を米国で発売する。 また夏にはヨーロッパでの発売も予定している。 アジアでの展開も計画中とのこと。

米国で4月から販売を開始する「PowerGres on Windows Ver 1.1」パッケージ価格は430ドル、サポート料金は720ドル/年。 販売は SRA America が行い、サポートは SRA India が行う。 来年度は1,000本を販売目標としている。

さらに、 「PowerGres on Linux」と「PowerGres Plus」も秋から販売する予定。 PowerGres Plus は PostgreSQL 7.4 をベースに、 富士通の基幹業務向け DB(Symfoware)の基盤技術を組み入れた低価格高性能 DB。 日本では2003年8月に発表された。

挨拶にたった SRA 代表取締役社長の鹿島亨氏は、以下のように述べた。

「SRA は今後リソースを、 オープンソースをベースにした企業向けミドルウェアやアプリケーションに集中、 その開発やコンサルテーション事業を行っていくが、 開発コスト低減のために、インドや中国への海外発注を積極的に行っていく」

SRA は3月15日に、 2002年8月に買収したばかりのターボリナックスの売却を発表しているが、 これに関して同氏は、 ターボリナックスが 10D の販売など、サーバー事業からデスクトップ Linux に重点をおき始めたこと、 UnitedLinux の米国メンバー企業だった SCO が IBM に対する訴訟を起こすなどで UnitedLinux が事実上活動停止し、 UnitedLinux のメンバー企業として国際標準に働きかけるという当初の期待が外れたこと、 Linux のひとつのディストリビューション会社を100%子会社として所有していることで、 マーケットを限定する上、他の SRA のサーバー事業とのシナジー効果が期待できなくなったことをあげた。



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