Webビジネス 2004年3月31日 00:00

AT&T、新 VoIP サービスの名称に絡みトラブル

著者: Colin C. Haley  オリジナル版を読む
2004年3月31日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

VoIP 電話サービスの新興企業 Vonage が、AT&T (NYSE:T) が立ち上げたサービス名が同社のブランドを侵害しているとして訴えを起こした。VoIP 分野の競争が激化していることを示す動きだ。

Vonage が先週、ニュージャージー州トレントンの連邦地裁に提出した訴状によると、AT&T の新サービス『CallVantage』の名称は同社社名の Vonage と酷似しており、同サービスとこれをサポートする一部の Web サイトが顧客を混乱させる可能性があるという。CallVantage は、AT&T が開始したばかりの定額制 VoIP サービスで、Vonage のサービスと競合する。

Vonage の広報は internetnews.com の取材に対し、こう述べた。「(訴訟は) Vonage の名称を守るための措置だ。われわれはブランドの確立に3年を費やした。つまり、コストだけでなく時間もかかっているのだ」

Vonage が商標侵害で他社を提訴したのは今回が初めてだという。

対する AT&T に動じる様子はない。「訴訟は根拠のないものと考えている」と同社広報は述べ、それ以上のコメントは避けた。

株式非公開企業の Vonage は、これまでにかなりの額を広告とマーケティングに費やしており、先頃調達した資金4000万ドルも一部を宣伝費に充てている。

実際、この宣伝努力は実を結んでいるようだ。Vonage は先日、加入者10万人を達成し、この5か月で顧客数を2倍に伸ばした。Vonage が提供している定額制 VoIP は、(少なくとも今のところは) 当局の規制や切り替えに伴う課金対象にならないため、従来の電話サービスよりも安くあがる。



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