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Google アドワーズ/Overture と SEO どちらの費用対効果が高い?(2)前回からかなり時間がたってしまったが、
前回指摘した前提を元に、
PPC 広告と SEO、
どちらの ROI が高いか検証してみる。
この検証では、
ページランクの高いリンクを張り、
契約を終了するとリンクをはずし、
効果が極端になくなる手法をとらないことを前提とする。
SEO 施策料金が100万円の場合、 検索エンジンからのアクセスが1万クリック増えたとする。 この効果が一年間継続した場合、 1万×12か月=12万アクセスアップとなる。 この場合平均 CPC(クリック単価)は約8.3円になる。 月間5,000アクセス増なら16.6円、 月間3,000アクセス増なら27.7円、 月間1,000アクセス増なら83.3円 になる。 PPC 広告の料金は、 オーバーチュアが入札金額により掲載順位が変わるのに対して、 アドワーズは CTR など入札金額以外の要素も多分に含まれるため、 計測は複雑だ。 入札も1クリック10円以下から1,500円を超えるキーワードまである。 試しにオーバーチュアで1位表示するための見積りをとってみると、 派遣 451円 消費者金融 1,068円 健康 食品 177円 自動車 保険 1,545円 不動産 214円 旅行 ハワイ 11円 (平成16年4月13日現在)。 クリック単価は100倍以上違う。 一般用語である大きなワードは、 200円を超える高い傾向にある。 上記のように、 PPC 広告に200円/クリックをかけるとしたら、 100万円で5,000クリックになる。 過去の SEO 会社の施策例からも、 SEO で100万円をかけて5,000クリック(月間417クリック)増やせる可能性は非常に大きい。 逆に PPC 広告で15円/クリックを下回る場合は、 SEO で月間5,000クリックを稼がなくてはならず、 PPC 広告にメリットがでてくる。 結果をまとめると、 ■SEO 施策費用が100万円の場合 1)年間12万(月間1万)増 8.3円 2)年間6万(月間5,000)増 16.6円 3)年間3万6,000(月間3,000)増 27.7円 4)年間1万2,000(月間1,000)増 83.3円 になり、 広告に1クリックあたりいくらまでかけられるのかを検討してみるといいだろう。 一概には言えないが、 経験からすると SEO により月間3,000アクセス増はそれほど難しいわけではないので、平均 CPC を30円以上 PPC 広告にかける予算があるなら、 クリック単価だけを見た場合、 SEO のほうが費用対効果は高いのではないだろうか。 今回は PPC 広告と SEO の費用対効果を比較してみたが、 白黒つくようなものではないことは、 わかっていただけたのではないだろうか。 最大限クリックを増やす、 早急に大きなワードからのアクセス増を見込むのなら、 PPC 広告が確実だろう。 また数万円の予算しかない場合も、 PPC 広告のほうがよいだろう。 SEO はアクセス増だけでなくブランディング戦略、 サイト構造、 長期的な Web マーケティング戦略には欠かせないものとなるだろう。 相互リンクやスパム行為を乱発してサイトの信頼を損ねたら、 対策の意味がなくなるからだ。 だから、PPC 広告と SEO を両方相談できるコンサルティング会社に相談するのが望ましいだろう。 SEO によるクリック数の増加は、 対象サイトの持っている力(本来の評価)によって大きく結果が左右されるので、 アクセス増に予算がつくなら、 必ず対策したほうがいいと思う。 SEO 会社を選ぶ際は、 料金の高い安いだけではなく、 その手法が特定の手法に偏ってないか、 継続的に効果が出るかどうかを十分判断して契約すべきだろう。 PPC 広告は、マネジメントによって効果がかなり変わってくる。 特にアドワーズは CTR も重要な順位の要素になっているため、 広告の管理に力を入れることで、 半分以下のコストに削減することも可能だ。 PPC 広告は、 これまでの広告と違って「我子のように手塩をかける」(しっかり管理する)と、 すくすくと成長する(よい結果が出る)広告なので、 管理次第で費用対効果をあげることができる。 予算だけではなく、 CPC 管理をはじめマネジメントがしっかりできる体制をつくるべきだ。 広告代理店に依頼している場合は、 どのような管理をしているかしっかり監視すべきだし、 契約する際は、その管理体制をしっかりヒアリングすべきだろう。 最後にキーワード選びや問合せなどのアクション率(CPA)も重要なため、 ログ解析や広告効果測定ツールの導入も重要だと思われる。 SEO/SEM 会社に丸投げするのではなく、 しっかり相談して対策を決定していけば、 最も費用対効果を高くできるのではないだろうか? 自社で体制を作る場合も、 その点を考慮してほしいと思う。 記事提供:ファンサイド
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