Webビジネス 2004年4月21日 00:00

IBM、大型ストレージサーバーの広域バックアップを強化

著者: Clint Boulton  オリジナル版を読む
2004年4月21日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

並み居るストレージ製品の中で優位に立とうと、IBM (NYSE:IBM) は20日、ライバル EMC (NYSE:EMC) の製品よりも高速で大型ストレージサーバーを広域バックアップできるソフトウェア『Global Mirror for Enterprise Storage』を発表した。

IBM のストレージシステム担当副社長 Rich Lechner 氏によると、Global Mirror for Enterprise Storage は、300キロメートル以上離れた遠距離からのバックアップおよびリカバリを3秒から5秒の待ち時間で可能にするという。これほど短い待ち時間は、これまで近距離でしか実現していなかった。

この待ち時間は、ライバル EMC 製『Symmetrix Remote Data Facility』(SRDF) の10秒 ── EMC のホワイトペーパー記載データ ── よりも大幅に短い。

Global Mirror for Enterprise Storage は、対等遠隔コピー(PPRC:Peer-to-Peer Remote Copy)技術を採用し、IT 性能や可用性を損なわずに大量のデータ転送ができるよう設計されているのも特徴。競合他社の製品では4ポート必要しているファイバチャンネルを、2ポートしか必要としない。

Lechner 氏が internetnews.com に語ったところによると、顧客はこのような待ち時間の短い製品を次の2つの理由から IBM に要望していたという。[1] ハリケーンや地震などといった自然災害対策、[2] 米国企業改革法 (Sarbanes-Oxley Act) や医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律 (HIPAA) などで定められた厳格な記録義務の遵守。



トップページ | 画面トップ

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved. http://www.internet.com/