Webビジネス 2004年6月29日 00:00

RealNetworks、『Helix』メディアプレーヤーを Linux 製品に搭載

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2004年6月29日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

RealNetworks (NASDAQ:RNWK) は28日、Linux 製品を手がける Novell (NASDAQ:NOVL) および Red Hat と提携し、それぞれのディストリビューションに、自社のメディアプレーヤー『RealPlayer』と『Helix Player』を組み込む計画を発表した。

また RealNetworks は、『RealPlayer 10』の基盤技術となっている Helix Player について、新たに GPL (一般公衆利用許諾契約書) ソフトウェアライセンス体系に基づいた Linux 用バージョンをリリースすることも、併せて明らかにした。

Helix Player は、RealNetworks がオープンソースへの取り組みとして開発したメディアプレーヤーで、自社の『RealAudio』や『RealVideo』を含むメディアフォーマットを Linux 上などで配布するための技術だ。Helix Player のほかに、現時点で Linux/オープンソースコミュニティには、マルチメディアプレーヤーが少なくとも3つ ── 『Xine』『MPlayer』および『VLC』(video lan client) ── 存在する。

今回提携した Novell は、自社の次期デスクトップ向け Linux 製品で、『RealPlayer 10 for Linux』を、RealAudio、RealVideo、『Ogg Vorbis』および『Ogg Theora』各メディアコーデックのデフォルトプレーヤーにする計画を明らかにしている。一方の Red Hat では、デスクトップ製品に Helix Player を組み込むほか、RealPlayer 10 が正式リリースとなった際には、無償でアップグレードするという。

RealPlayer 10 は現在、ベータ版がダウンロード提供されており、安定版は今夏リリースの予定だ。

RealNetworks がオープンソースへの取り組みを開始して以来、Helix Player を GPL ライセンス体系のもとで提供するのは、今回が初めてとなる。GPL が加わったことで、開発者は3つのライセンスから選べるようになった。残るライセンスは、1つが RealNetworks Public Source License (RPSL) で、GPL でない他の全てのオープンソースライセンスと互換性を持つ。もう1つは、RealNetworks Community Source License (RCSL) で、これはより柔軟に独自のアプリケーションを開発できるものだ。



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