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無限の可能性・キーワードの世界筆者が籍を置く業界は、一名「キーワードマーケティング」とも呼ばれている。検索エンジンを使用する際、
絶対必要になるのがこのキーワードである。キーワードは検索ユーザーの数だけ存在し、その組み合わせも
無限といっていいほどだ。
キーワードは、大まかにビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードに分類できる。それぞれ例を挙げると、 ビッグキーワード…「中古車」 ミドルキーワード…「中古車△外車」 スモールキーワード…「中古車△ベンツ」 などである。それぞれの特徴がおわかりいただけるだろうか。 まず、ビッグキーワードとは、より多くのユーザーを内包するキーワードである。検索ユーザーが多い為、より多くの顧客を 獲得できるように思われるが、「獲得顧客/来訪者」の割合で見てみると、分母が大きすぎて、非効率であることが多い。 ただし、検索エンジンをあまり使い込んでいないユーザーは、2語以上のフレーズ検索はあまり使用しない傾向にある。 つまりビッグキーワードは、コンバージョンではなく来訪者数、認知度アップの為には非常に有効だといえる。 *「コンバージョン」:資料請求や購入など、利益につながる何らかのアクション 次に、ミドルキーワードとスモールキーワードである。これらは同じフレーズ検索で、一見同じカテゴリに見えるが、 ここで検索ユーザーの目的意識に着目してみよう。 まず、「中古車△外車」。このキーフレーズで検索するユーザ−の目的は、中古車で、しかも外車が欲しいユーザーである。 しかし、車種などの指定が無いため、「外車で何かいいものはないかな」などと、目的意識が散漫な状態で検索している、 と想定できる。 「中古車△ベンツ」は、中古車のベンツが欲しいユーザーであろう。こういったユーザーは目的意識がはっきりしているため、 コンバージョンにつながる可能性が非常に高い。 さて、SEO において、重要なのはどのカテゴリなのだろうか? もちろん、ビッグキーワードで露出するのは有効だ。 しかし、先に述べたようにコンバージョンに結びつく確率は決して高くない。しかし、コンバージョン率の高い スモールキーワードで露出しても、検索数自体が少なければ、もちろんコンバージョン数も少なくなる。 中古車販売業界などの物販における SEO という視点に限ると、ミドルキーワードは非常に付加価値の高いものである。 「中古車△ベンツ」で検索したユーザーは、決してベンツのないサイトには来訪しない。仮に来訪したとしても、 ベンツの情報がなければ、ページから退出するだろう。 しかし、「中古車△外車」「中古車△ミニバン」「中古車△セダン」など、サイト内で中カテゴリとして存在する 情報を求めるユーザーは、目的意識が不明確である。欲しい車の車種、色などはまだ決まっていないから、顧客となる 可能性を十分に秘めている。 「セダンタイプの中古車が欲しい。なんとなくセルシオあたりがいいかな」などと、ぼんやりとした最終到達地点が 決まっているユーザーがいたとする。このユーザーが「中古車△セダン」と検索したとき、セルシオ以外のセダン タイプもずらりと並んだページに誘導したら、どうなるだろうか? ユーザーは「セルシオもいいけど、 クラウンもいいな」などと思うかもしれない。 つまり、ある程度セグメントされていて、かつ様々な可能性を秘めたユーザーが多いのが、ミドルキーワードのカテゴリ なのである。中古車業界以外でも、比較的安価な商品を扱っているサイトでは、「衝動買い」を期待できる。 「なんとなく白いシャツが欲しいと思っていたけど、この柄シャツもいいな」といった具合である。 SEO においては、スモールキーワードは競合が少ない分、順位が向上しやすい。スモールキーワードで1位を取り、 検索結果画面を見てほくそ笑むのも悪くないが、そこで満足してしまうと、様々なコンバージョンの可能性を逃すこと になるかもしれないのだ。 (執筆:SEMグループ 君塚祥子、監修:信太明) 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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