フランスの設備省が『Microsoft Windows NT Server』で運用している1500台のサーバーマシンを、『Mandrake Linux Corporate Server』運用に切り換える。
これは、同国の Linux ディストリビュータ Mandrakesoft が9日に発表したもの。同社はその中で、切り換えの背景について説明。フランス政府が「公的市場を解放して競争を促進するとともに IT コストを削減するため、オープン規格に基づいた技術の促進」に努めていることをあげた。
この移行プロジェクトは、2005年末まで続く見込みだ。
Mandrakesoft の CEO、Francois Bancilhon 氏はプレスリリースの中で、次のように述べている。「サーバー関連製品およびサービスにおける当社の努力が、このような大型プロジェクトで具体化することは喜ばしい。これは、当社の製品やサービスが大規模組織の要求に完璧に応じられることの証だ」
『Mandrakelinux』の生みの親で、Mandrakesoft 共同創設者の Gael Duval 氏によると、フランス政府は Mandrake Linux への切り換えにより、Windows ライセンス料をかなり節約できるという。とはいえ、リリースから8年経った Windows NT は Microsoft が全面サポートを打ち切っているため、節減額がどれだけになるのか正確に知ることはできない。
フランス政府の Linux 移行プロジェクトは昨年11月に始まったもので、設備省の本庁ならびに160の支所などにある Windows NT Server の4分の3が対象となる。